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W組でCOC ⑤観光バス・後編

後編です。読み始めるときは前編からどうぞ。





KP1「皆、声のする方に近づいた、と。
  ……じゃあ、全員、目にするだろうね。人の姿をしているように見える、けれど
  人とは到底呼べない、その一体の存在を。
  鱗の背を持ち、魚の頭部を持つそれは、瞼のない眼をぎょろりと蠢かせ、今まさに
  眼前にいる男に槍を突き刺そうとしていた」
 
KP2『「深きもの」を目にしたことで、sanチェック発生。1/1D6』
 
KP1「発狂ワンチャン、ってやつだよ。頑張ってね」
 
 天原 sanチェック 52/77 → 失敗
 黒羽 sanチェック 83/86 → 失敗
 竜崎 sanチェック 49/19 → 成功
 津木 sanチェック 33/4  → 成功
 
 天原 1d6 → 6
 san値 52 → 46
 
 黒羽 1d6 → 5
 san値 83 → 78
 
 竜崎 san値 49 → 48
 
 津木 san値 33 → 32
 
PL3「<精神分析>持ちが二人とも失敗しているんだが」
 
PL2「い、一時的発狂こなかったらセーフだから……!」
 
PL1「……<アイディア>いくぞ」
 
 天原 アイディア 55/31 → 成功(発狂)
 黒羽 アイディア 75/39 → 成功(発狂)
 
PL2「あぁぁぁぁぁぁ……! なんでこういうときだけ成功するんだよ!?」
 
PL1「……神話生物関係で発狂したら<クトゥルフ神話>が増えるんだったな?」
 
KP1「そうだね。天原は二回目以降だから2、黒羽は初だから5だよ」
 
 天原 クトゥルフ神話 9 → 11
 黒羽 クトゥルフ神話 4 → 9
 
KP2『一時的発狂の種類を決める。1d10どうぞ』
 
 天原 1d10 → 7(幻覚・妄想)
 黒羽 1d10 → 9(奇妙な物・異常な物を食べたがる)
 
KP1「……継続時間も決めておこうか? 1d10+4でどうぞ」
 
 天原 1d10+4 → 5
 黒羽 1d10+4 → 14
 
KP2『最大値と最小値……』
 
KP1「……えっと、じゃあ、発狂、どうする? あと、戦闘とか……一応、まだ天原
  たちは深きものに気付かれてないよ?」
 
KP2『あと、付け加えておくと、発狂中は<回避>できないから』
 
PL1「……天原は、深きものを深きものと認識しない。あれが人間に見えていること
  にする。有り得ないものを見て、あんなものが存在するわけがないと考え、
  結果として『あれは人間である』という風に思い込んだ。
  ……つまり、天原視点では、あれは人間が人間を襲っている光景だ。となれば、
  止めに行くのに何の躊躇いも要らないな?」
 
KP1「槍持ちだから、そこで躊躇ってもよさそうだけど……まぁ、発狂中だからね。
  そこまでの判断はできないかな。黒羽は?」
 
PL2「……魚って美味しいよな?」
 
KP1「あぁ、うん、美味しいよね」
 
PL4「天原も黒羽も深きものに向かう気満々か……!」
 
PL1「発狂中ならこんなものだろう」
 
PL2「あと、ほら、この場で異常な物って言ったら深きものだろ」
 
PL3「ということは、戦闘か?」
 
KP1「その前に、状況の詳細を順番にくれるかな」
 
PL1「天原は、深きものが男を襲っているのを見て、一瞬固まった後……深きものを
  人間だと思い込む。そしてそのまま、走って止めに行くだろうな」
 
PL2「黒羽はじゃあ、深きもの見て、何回か瞬きした後駆け寄っていくかな」
 
PL3「竜崎は天原と同じく深きものの方へ向かう」
 
PL4「……津木も、だな」
 
KP1「じゃあ戦闘だね。一ターン目は不意打ち扱いってことで、深きものの行動は無し
  にしておこうか。
  それから、<回避>についてだけれど、一ターンに一度、他の行動とは別にも使用
  可能という事にしよう。ただし、発狂中は使えないということで。
  <かばう>のは……DEX×5かな。相手の攻撃が成功した時点で宣言だよ」
 
KP2『行動順は津木→黒羽→天原・竜崎。天原と竜崎は1d100で出目の高い方が先』
 
KP1「では一ターン目。津木はどうする?」
 
PL4「粉を投げる。<投擲>だな」
 
KP1「最後の一回だよね? 良いの?」
 
PL4「構わない」
 
 津木 投擲 80/74 → 成功
 
KP1「成功するよね。でも、残念ながら今回は効果がないんだよね」
 
PL4「……ハズレか」
 
PL2「次は黒羽だよな。うーん……深きものを食べに来たんだから、噛み付くよな。
  これってどうすればいいんだ……?」
 
KP1「えぇと、そうだな……まず、<組み付き>で成功して、それから判定かな。
  <噛み付き>って見当たらないから、とりあえず今回は技能値10……は少な過ぎる
  かな。じゃあ、25でやってみる?」
 
PL2「そもそも<組み付き>も低いから、そこまでいくか?ってとこだけど……」
 
 黒羽 組み付き 25/94 → 失敗
 
PL2「……あぶな!」
 
PL1「ファンブルまであと少しだったな。……それで、天原と竜崎は1d100だったか?」
 
KP2『お願い』
 
 天原 1d100 → 28
 竜崎 1d100 → 77
 
PL3「竜崎が先だな。<キック>と<マーシャルアーツ>だ」
 
 竜崎 キック 90/15 → 成功
 
 マーシャルアーツ 85/75 → 成功
 
 ダメージ 1d6×2+1d4 → 5

 深きもの HP ?? → ??
  
PL3「……あまりダメージが出なかったな」
 
PL1「こういうときまで低い出目を出す必要はないんだが。……天原はどうするか。
  とりあえず<組み付き>で相手の動きを封じるか」
 
 天原 組み付き 50/76 → 失敗
 
PL1「……まぁ、こうなるだろうな」
 
KP2『では二ターン目。行動順は深きもの→津木→黒羽→天原・竜崎』
 
KP1「攻撃対象は1d4で決めるね。攻撃方法は1d2で決めるよ」
 
 1d4 → 4(津木)
 1d2 → 2(ハンティングスピア)
 
KP1「じゃあ、津木に対して、手に持っている槍……ハンティングスピアで攻撃……
  失敗だよ。じゃあ、津木の番だね」
 
PL4「よく狙われる気がするが……さて、どうしたものか。投げるものはもう無いから
  な……一番初期値の高い<こぶし>でも振るか」
 
 津木 こぶし 50/26 → 成功
 1d3 → 2

 深きもの HP ?? → ??
 
PL2「黒羽はさっきと一緒かなー」
 
 黒羽 組み付き 25/80 → 失敗
 
PL2「予想通り予想通り。……でも、一回ぐらいは成功してみたい」
 
PL1「成功するときはするだろう。1d100振るぞ」
 
 天原 1d100 → 54
 竜崎 1d100 → 90
 
PL1「……先ほどから先手ばかり取るな?」
 
PL3「ようやくの戦闘だからな。……次はもっとダメージを入れたいところだが。
  <キック>と<マーシャルアーツ>だ」
 
 竜崎 キック 90/69 → 成功
 
 マーシャルアーツ 85/16 → 成功
 
 ダメージ 1d6×2+1d4 → 3×2+4 → 10

 深きもの HP ?? → ??
  
KP1「……あ、倒した」
 
KP2『<マーシャルアーツ>はやっぱり強い』
 
PL1「確かに、ダメージ二倍は脅威だな」
 
PL2「倒したってことは、もう深きものは動かないよな」
 
KP1「倒れたからね。……ってまさか」
 
PL2「黒羽は、傍にしゃがんで……どうしよう。腕でも取って噛み付こっか」
 
PL4「なら、慌てて引き剥がす。それから叫ぶぞ。
  「……お前は何をやっている!?」」
 
PL2「黒羽は、慌ててる津木を見て、ちょっと首かしげるかな。
  「え、いや、美味しそうだったから。ていうか、手、放してくれない?
   このままじゃ食べれないからさ」」
 
PL4「「こんなものを食べてどうする! 腹を壊すだけでは済まないぞ!?」」
 
PL2「「だって食べたいんだから仕方ないじゃん」」

KP2『平行線』
 
KP1「結構大変な状況だね……助けた男性は、そんな黒羽の奇行に顔を引き攣らせて
  逃げていく。助けてくれた相手ではあるけど、まぁ、発狂中の人に関わるのは
  嫌だったんだろうね……」
 
PL1「……では、天原は、その男に注意もむけず、竜崎を凝視している」
 
PL3「……? どうかしたのか」
 
PL1「天原は、深きものを人間だと認識している。それが倒された……つまり、殺され
  たんだ。ならば、あとは、分かるだろう?」
 
PL3「……?」
 
PL1「……天原は、竜崎に詰め寄るぞ。
  「お前、いくら人を襲っていたからと言って、人間を……!」」
 
PL3「……あぁ、そういうことか。なら、竜崎は困惑しながら眉を寄せる。
  「……何を言っている? あれのどこが人間だ」」
 
PL1「「馬鹿なことを言うな。これは人間だ。お前は人間を殺したんだ!」」
 
PL3「「馬鹿な事を言っているのはお前の方だ。顔は魚、背中には鱗……こんな人間
   がどこにいるというんだ」」
 
PL1「「魚? 鱗? そんなものがどこにある。そこにあるのは普通の人間だ!」」
 
PL3「「何?」」
 
PL1「「それを躊躇なく蹴り殺すなどと……何をしたのかわかっているのか!?」」
 
PL3「話しても埒が明かないか……殴っても良いか?」
 
KP1「ダメージ入れるよ?」
 
PL3「構わない」
 
PL1「待て、オレが構う」
 
PL3「知らん」
 
 竜崎 こぶし 90/11 → 成功
 1d3 → 3
 
 天原 HP 11 → 8
 
PL1「最大値か……容赦が無いな」
 
PL3「<キック>でなかったのが温情だ。
  「……少しは目が覚めたか?」と尋ねるぞ」
 
PL1「……KP、どうなる?」
 
KP1「そうだね。継続ラウンドは5だったし、そろそろ発狂も解ける頃合いだろうから
  ……今の衝撃で、完全に我に返ったってことで良いよ」
 
PL1「ならば、数回瞬いて、深きものを正確に認識しよう。
  「……これ、は…………人間、ではない、な」」
 
PL3「「ようやく分かったか」」
 
PL1「「……すまない」」
 
PL3「「戻ったのならば今はそれでいい」」
 
PL1「……といったところで、黒羽に<精神分析>を行いたいんだが」
 
KP1「良いよ。どうぞ」
 
 天原 精神分析 40/99 → 失敗(ファンブル)
 
PL2「なんでここでファンブル出すんだよ!」
 
PL1「……本当にすまない」
 
PL4「これはどうなるんだ?」
 
KP1「うーん、発狂時間を延ばすかな。とりあえず、現段階では解けなかった」
 
KP2『だからといって、ここで時間を潰すことはできないけれど』
 
PL3「というと?」
 
KP2『探索者たちが来た方、つまりパーキングエリア方面から、今倒した深きもの
  と同じものが、たくさんやってきているから』
 
KP1「数は1d10+4で決めようか。えっと……8か」
 
PL4「黒羽を引っ張り上げる」
 
PL2「なら、首を振って抵抗するかな。黒羽は今、深きものを存分に食べたいわけ
  だから。向こうからこいつの仲間が来るにしても、知ったこっちゃないって
  感じだろうし。引き剥がされてたまるかって感じ」
 
PL3「ならば、今倒した深きものの槍……ハンティングスピアだったか? それを
  奪い、深きものの腕を切り落として黒羽に渡すか」
 
PL2「受け取ったら齧りだすな」
 
PL4「津木は慌てるな。「竜崎!? 何をやっているんだ!?」」」
 
PL3「「今はあれから逃げることが先決だ。黒羽、それがあるなら今はここから
   離れても良いだろう?」」
 
PL2「齧ることに夢中で聞いてないな、多分」
 
PL1「それなら、天原が黒羽を抱えて運ぶ。STRは17だし十分だろう」
 
KP1「えっと、こういう時はSTRとSIZで抵抗ロール、とか? そういうのってあるの
  かな……とりあえず今回はそれでやってみようか。成功率85だよ」
 
 天原 抱えられるか? 85/97 → 失敗(ファンブル)
 
PL2「もうお前、今回はロール止める?」
 
PL1「できることならそうしたいな……」
 
KP1「じゃあ、天原は抱え上げることも失敗したし、引っ張り上げるのも失敗したと」
 
KP2『そうしている間に深きものたちは近付いてくる』
 
PL3「ハンティングスピアを<投擲>して、足を止めさせることは可能か?」
 
KP1「そうだね。それで成功したら、もう一回抱え上げる判定に挑戦してもいいよ」
 
KP2『駄目だったら、そのまま引っ張って走りださないと直ぐに捕まることにする。
  この場合は、DEX対抗を一回増やす』
 
PL3「了解した」
 
 竜崎 投擲 90/79 → 成功
 
KP1「なら、深きものたちは一瞬足を止める」
 
PL1「もう一度か……もうファンブルはごめんだな」
 
 天原 抱えられるか? 85/26 → 成功
 
PL1「これで行けるな?」
 
KP1「そうだね。四人はそのまま深きものの集団からの逃走を開始する」
 
PL4「DEX対抗は?」
 
KP2『無し。そのまま、走って白い塔へ向かうことができる』
 
KP1「勿論深きものたちは追いかけてくるけれどね。そうだな……発狂中の黒羽以外、
  全員で<目星>をやってみようか」
 
PL1「何かあるのか……?」
 
 天原 目星 75/60 → 成功
 竜崎 目星 46/55 → 失敗
 津木 目星 25/25 → 成功
 
KP1「それなら、天原と津木は、追ってきている深きものたちの数が減っていることに
  気が付いた。あと、追ってきている深きものたちについてだけれど、何だか追い
  かけてくる速度が遅くなっているように感じるよ」
 
PL4「どういうことだ……? まぁ、逃げやすくなるのだからありがたくはあるが」
 
KP2『この辺りで黒羽は復活していいと思う』
 
PL2「あ、そうなんだ? じゃあ、深きものの腕を齧るのを止めて、「不味っ!?」って
  叫ぶかな」
 
PL1「なら、その叫び声に応じて黒羽を下ろそう」
 
PL4「正気に戻れたようで何よりだ」
 
KP1「じゃあ、正気に戻ったところで、全員でPOW×5で判定しようか」
 
PL2「戻って早々か!」
 
 天原 POW×5 55/82 → 失敗
 黒羽 POW×5 65/82 → 失敗
 竜崎 POW×5 35/59 → 失敗
 津木 POW×5 35/39 → 失敗
 
PL1「全員失敗とはな……」
 
KP1「そうなると、全員、腹痛と吐き気で一歩も動けなくなるね」
 
PL4「後ろから、まだ深きものが追ってきているのに、か……!?」
 
PL2「なんか解決の方法ないのかっ!?」
 
KP1「<アイディア>でも振る?」
 
PL1「それで解決策が出るのならな」
 
 天原 アイディア 55/62 → 失敗
 黒羽 アイディア 75/44 → 成功
 竜崎 アイディア 80/71 → 成功
 津木 アイディア 70/37 → 成功
 
KP2『なら、黒羽・竜崎・津木は、もういっそ吐いてしまえば楽になるのではと考えた』
 
PL2「天原にもそれを言って、もう、四人で一緒に吐くか……それしかないよな」
 
KP1「じゃあ、皆吐いたのかな」
 
PL3「それ以外に選択肢が思いつかないからな」
 
KP1「うん、それなら、こうなるかな。
  ……胃の中のもの、つまり夕食のお弁当……黒羽に関しては、先ほどまで齧って
  いた深きものの肉片もだね。それらを君たちは吐き出した。ここで<目星>どうぞ」
 
 天原 目星 75/58 → 成功
 黒羽 目星 66/75 → 失敗
 竜崎 目星 46/25 → 成功
 津木 目星 25/52 → 失敗
 
KP2『正直、失敗しておくべきだったと思う』
 
KP1「同感だね……」
 
PL1「……まさか、sanチェック案件か」
 
KP1「そうなんだよね。<目星>成功した天原と竜崎は、吐き出したものの中に、うねうね
  と蠢く触手を見つけてしまう。そして、それが自分の腹の中にあったのだと、そう
  考えてしまった。……1/1d6だよ」
 
PL2「最低でも1減るのか……」
 
PL4「先ほどのように<精神分析>役が発狂しない分、まだ状況としては良いのかもしれ
  ないが……追手はまだいるんだったな?」
 
KP2『いる』
 
KP1「随分と動きが遅いけどね。じゃあ、sanチェックどうぞ」
 
 天原 sanチェック 46/43 → 成功
 竜崎 sanチェック 48/16 → 成功
 
 天原 san値 46 → 45
 竜崎 san値 48 → 47
 
PL2「今気づいたけど、天原と竜崎のsan値の大小関係が逆転してんな」
 
PL1「……先ほどの6減少が大きかったんだろうな」
 
PL3「腹痛の原因は取り除いたし、発狂も無しだ。このまま逃げて良いんだろう」
 
KP1「良いよ。そうしたら、四人は無事に白い塔までたどり着く。その頃には、もう、
  背後に深きものの姿は見えないね。
  塔内部には、他の避難客の姿も見える。自分たち以外の人間がたくさんいる光景は、
  ちょっとした安心感を覚えるに足るものだろうね。
  彼らは、ことがことだったし、ざわざわと落ち着かない様子を見せているけれど、
  誘導の係員がいることもあって、全員、地上を目指して階段を上っている。勿論、
  君たちも誘導されるから、その階段を上っていくんだけど……途中、地震でひび
  割れたのか、外壁が剥がれて落ちている部分を目にする。そこには、星を象った
  模様が刻まれているのが分かるだろうね」
 
KP2『<目星><アイディア><オカルト>がロール可能。<クトゥルフ神話>もアリかも』
 
PL2「……どうする?」
 
PL4「<オカルト>は津木がやろう」
 
PL1「<目星>は天原だな。<アイディア>は竜崎に任せるとして……なら、黒羽は
  <クトゥルフ神話>か」
 
PL2「え、やるの?」
 
PL1「せっかくだからな」
 
PL2「……まー、失敗で良いならやるけどさー」
 
 天原 目星 75/57 → 成功
 
 黒羽 クトゥルフ神話 9/23 → 失敗
 
 竜崎 アイディア 80/58 → 成功
 
 津木 オカルト 60/67 → 失敗
 
KP1「となると……まず、天原。天原は、その模様を見て、魔法陣のようだと感じる。
  竜崎は、そこから不思議な力を感じるけれど、それが急速に力を失いつつある
  ことも感じるだろう」
 
PL4「……もしかすると、その不思議な力とやらがあるから、深きものはここまで追って
  こないのか?」
 
PL2「え、でもそれだと、急速に力を失いつつあるってのがマズいんじゃ」
 
PL1「だからといって、天原たちにできることはないからな。このまま階段を上る」
 
KP2『なら、全員地上に到着する』
 
KP1「それからしばらくして、救援のヘリがやってくるよ。それと、大きな揺れだった
  けど、津波については心配しなくていいらしいね。
  で、だ。君たちが周囲を見渡すと、異常なほどに明るいと気付く。どうやら、
  建物の回りにウミホタルが大量に発生しているらしい。
  ……ここで、<目星><アイディア><オカルト><クトゥルフ神話>ができるけど、
  どうする?」
 
PL1「先ほどと同じ編成で行くか」
 
PL2「また<クトゥルフ神話>か……」
 
 天原 目星 75/67 → 成功
 
 黒羽 クトゥルフ神話 9/64 → 失敗
 
 竜崎 アイディア 80/87 → 失敗
 
 津木 オカルト 60/89 → 失敗
 
KP1「なら、天原は、その『ウミホタル』たちが、建物の周囲2m以内に寄ってこない
  ことに気付くよ。まるで結界でも張ってあって、そこから先に行けないみたいな
  様子だね」
 
PL1「ふむ……あれが何にしろ、近づいてこないというのなら安心、か?」
 
KP1「さて、救援の様子に視点を移そうか。
  ふとヘリの方を見れば、救援隊と入れ違いに民間人がヘリに乗せらているのが
  見える。その救援隊の人たちはオレンジ色の服を着ているのだけれど、ちらりと、
  その向こうに黒ずくめの装備で身を固めた男たちを発見するよ。<目星>どうぞ」
 
 天原 目星 75/3  → 成功(クリティカル)
 黒羽 目星 66/11 → 成功
 竜崎 目星 46/61 → 失敗
 津木 目星 25/63 → 失敗
 
KP2『ここでクリティカル』
 
KP1「えぇぇ……えっと、まずは成功情報からだね。天原と黒羽は、黒い装備を身に着け
  ている男性たちが、先ほど塔の中で見た星形の模様の記されている腕章を着けて
  いることに気付く。
  クリティカルだから……その人たちが、救助ヘリに乗り込む人たちに、何かを
  配っていることにも気づけるだろうね」
 
PL1「つまり、天原たちもそれを配られる可能性があると」
 
KP1「そうだね。実際、君たちが黒い装備の人たちを眺めていたら、君たちの方に寄って
  来て、複雑な模様の書かれたお札を一人につき一枚、渡してくれるよ。
  最低でも三日は持ち歩き、寝るときも枕元に置くように、とのことだね」
 
PL1「そうしなかったらどうなるのか、と尋ねようか」
 
KP1「なら、その人は少し黙り込んで……良くない事態が降りかかるだろう、と言って、
  離れていくだろうね」
 
KP2『その後は、全員ヘリに乗って、無事に家まで帰ることができる』
 
PL2「じゃあ、これでめでたしめでたし?」
 
KP1「とするには、まだ少し話は続くんだよね。
  まず、先の地震についてだけれど、あれのせいで、君たちが立ち寄ったパーキング
  エリアは全壊してしまった。その事実を、翌日のニュースで君たちは知ることに
  なるだろう。そして、生存者もゼロであることも。
  ただ、それ以外にさほど大きな被害も無かったようで、他に建物が壊れたとか、
  そういう話は出てこなった。
  そしてもう一つ。このニュースには続きがあって……あの地震以来、発狂してしまう
  人が多発しているらしい、とも伝えられる。昼間に泡を吹いて倒れる人がいたり、
  夜中に飛び起きて全身をかきむしる人もいたり。ただ、発狂者に関連性はなくて、
  原因は不明」
 
KP2『さらに、もう一つ追加。曰く、入水自殺者が多発している、とのこと。何の前触れ
  もなく海に飛び込むものが絶えないらしく、警察などが沿岸で警備にあたっている
  らしい』
 
KP1「……と、いう内容を、君たちは知った。そしてその夜、夢を見る」
 
PL4「……見ない方法は?」
 
KP2『無し』
 
KP1「では……。
  君は、何者かの眼前に引きずり出され、祭壇の前で膝を付き頭を押さえつけられて
  いる。己の腹が徐々に膨れ上がり、腸が内側から何者かにく荒らされる激痛に、声に
  ならない悲鳴を上げ……そこで、光が現れる。
  その光は、いつの間にか君が手に持っていた、あの黒い装備の男性からもらった、
  一枚のお札から放たれていた。その光を浴びているうちに、腸は、腹は元の姿を
  取り戻す。だが……先ほどまでの感覚は、忘れられるものではないだろう。
  というわけでsanチェックだよ。1/1d6だね」
 
PL1「これが最後の……か?」
 
 天原 sanチェック 45/77 → 失敗
 黒羽 sanチェック 78/71 → 成功
 竜崎 sanチェック 47/17 → 成功
 津木 sanチェック 32/49 → 失敗
 
 天原 1d6 → 2
 san値 45 → 43
 
 黒羽 78 → 77
 
 竜崎 47 → 46
 
 津木 1d6 → 4
 san値 32 → 28
 
PL4「発狂は免れたか……」
 
KP1「そうだね……うん、これ以上の追撃は止めにしておこうか」
 
PL2「ちょっと待て。追撃って何!?」
 
KP2『知らない方が良いと思う』
 
KP1「まぁ、なにはともあれ、君たちは無事に朝を迎えることができるだろう。
  発狂することもないし、海に飛び込むこともない。また、いつもどおりの日常
  へと帰還することに成功したのだ。
  ……ということで、観光バス、終了だよ。お疲れさま」
 
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