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W組でCOC ④刻限の種・後編

後編です。読むときは前編から。





KP2『というわけで戦闘。行動順は 男→津木→黒羽→天原・竜崎。天原と竜崎は、黒羽の
  行動終了後に1d100で出目の高い方が先に行動』
 
PL2「DEX対抗自動失敗のこともあったし、絶対DEX高いと思ってたけど、やっぱ一番速い
  かー」
 
PL4「そもそもこちらにDEXが高いといえる探索者がいないからな」
 
PL3「振り直しが可能ならそちらもやりたかったんだが」
 
PL2「だろうな……」
 
KP1「では、まずは男からだね……そうだな。受け渡しを拒否した天原、津木のことは気に
  入らないだろうし、まずはこの二人から攻撃かな。竜崎は構えてはいるけどそれだけで、
  黒羽は箱を持ってるけどやっぱりそれだけだし……なめられたら殴り返さないと、気が
  済まないだろうからなぁ」
 
KP2『1d2で1:天原、2:津木でいこう』
 
KP1「そうしようか」
 
 男 1d2 → 2(津木)
 
 男 電機銃 15/81 → 失敗
 
KP1「そうなるよね。男の持った金属の塊から放たれた電撃は、津木に当たらなかった」
 
PL4「……随分と物騒な物を持っているな」
 
PL1「当たらなかったのだからいいだろう。次はお前だが」
 
PL4「そうだな……粉でも投げてみるか。言動からしてどうやら人間ではないようだし、
  効く可能性はあるだろう」
 
KP1「小瓶の粉は一回分だよ?」
 
PL4「出し惜しみしてロストするよりは良いだろう」
 
KP1「……なら、<投擲>どうぞ」
 
 津木 投擲 80/61 → 成功
 
KP1「その値なら基本は成功するよね……うん、それなら、2d6どうぞ」
 
PL4「……まさかダメージ値がそれか?」
 
KP1「……えっとまぁ、どうぞ?」
 
 津木 2d6 → 10
 
KP2『……あー』
 
KP1「……流石と言うべきかなぁ」
 
PL4「な、何だ? 何かやってしまったか!?」
 
KP1「…………粉を振りかけられた男は、耳を塞ぎたくなるような悲鳴を上げる。男の皮膚……
  その下からだろうか、煙が絶え間なく漏れ出ている。地面を転がり苦悶の表情を浮かべる
  その姿は鬼気迫るものがあり、君たちは思わず後ずさりするかもしれない。
  ……そして、数分の後、男はピクリとも動かなくなる。
  ……死んだんだ、と、君たちは察するだろう」
 
PL2「……うわぁ。黒羽、この粉作る呪文持ってんのか……」
 
KP2『自衛にはぴったりかと』
 
KP1「まぁ、あんまりにも酷い状況だったから、0/1d3でsanチェック入るけどね」
 
PL1「自衛にぴったり……か?」
 
PL4「san値が減る自衛手段……」
 
KP2『仕方ない、手段は選べない。余裕がないだろうから』
 
 天原 sanチェック 52/96 → 失敗
 黒羽 sanチェック 81/43 → 成功
 竜崎 sanチェック 45/40 → 成功
 津木 sanチェック 38/46 → 失敗
 
 天原 1d3 → 2
 san値 52 → 50
 
 津木 1d3 → 3
 san値 38 → 35
 
PL4「……粉を投げた津木の減りが一番高いのは納得だな」
 
PL2「んでやっぱりsan値の減る天原、と」
 
PL3「スープの時の減らなさは奇跡だったか」
 
PL1「……くっ」
 
KP1「あ、まだ終わりじゃないからね、sanチェック」
 
KP2『粉の効果で倒れたとはいえ、見た目は一応人間だから。0/1でsanチェック』
 
 天原 sanチェック 50/25 → 成功
 黒羽 sanチェック 81/80 → 成功
 竜崎 sanチェック 45/44 → 成功
 津木 sanチェック 35/35 → 成功
 
KP1「全員成功か。おめでとう。……それで、倒れた男のことは調べる?」
 
PL2「……医者だし、黒羽は確認で行く」
 
PL4「san値が一番低いからな、津木は待機しよう。箱はこちらで預かる」
 
PL1「竜崎も残った方が良いな。天原が黒羽につく」
 
PL3「一番sanチェックで失敗している天原が行くのは少し不安な気がするが」
 
PL1「……値上はまだ天原の方が竜崎よりマシだろう」
 
PL2「ま、とりあえず見るかー……天原はマズイと思ったら離脱しろよ?」
 
PL1「回復役を置いてか?」
 
PL2「そこはケースバイケースってやつだろ。……とりあえず近づく」
 
KP1「なら、まず、男が持っていた金属の塊が目に入るね」
 
PL2「危ないものなのは良く分かってるから、回収しとくか」
 
PL1「その間に天原は<目星>でもしておく」
 
KP1「どうぞ」
 
 天原 目星 75/5  → 成功(クリティカル)
 
KP1「……天原はよっぽどsan値を減らしたいのかな」
 
PL1「ちょっと待て」
 
KP1「まず、天原は、男の皮膚に違和感を覚える。最初に感じたように皺が歪だと思うけど、
  それだけではなく、まるで自然のものではないようだと感じた。思わず手を伸ばし、触
  れてみても、触感はこれが人の肌だと伝えてくるというのに、だ。
  どういうことなのかと、訝しく思った天原の手が、思いがけず男の頭にぶつかる。
  ……その衝撃で、だろうか。あるいはその皮膚の持ち主が息絶えていたせいだろうか。
  男の皮膚が、ずるりとずれた」
 
PL1「ちょっと待たないか」
 
KP1「そうはいかないよ。
  さて……ずれた皮膚の下には、何があったと思う? 人の筋肉の赤い筋だろうか?
  いや、そんなものではない。皮膚の下にあったものは、人のものたりえない、おぞましい
  『顔』らしきものだった。
  短い触手に覆われた、渦巻状の楕円体……そんな『顔』と『目を合わせてしまった』と
  感じた天原は1/1d6+1のsanチェックだよ。近くにいて、ちらりとその様子を見てしまった
  黒羽は0/1d6でよろしく」
 
PL2「巻き添え!」
 
PL1「……すまない」
 
 天原 sanチェック 50/31 → 成功
 黒羽 sanチェック 81/11 → 成功
 
 天原 san値 50 → 49
 
PL1「地味に減るな……」
 
PL2「失敗よりマシだって……ていうか、これ、どうしよう」
 
PL1「中身が人外だと分かったのは収穫だが、死体を野ざらしにしておくのも考えものだな」
 
PL2「どっかに隠しとく?」
 
PL1「その『どこか』が問題なんだが」
 
PL2「……さっきの家とか? 背負って運び込めばセーフ?」
 
PL4「一時的に隠せていても、誰かに見つかる場所では駄目だろう」
 
PL2「あの玄関、鍵が壊れてなきゃ良かったんだけどなぁ……」
 
KP2『そんな皆に朗報。その死体は2-3時間後に溶けて消える』
 
KP1「あと、今、四人がいる通りは本当に人が通らない道だってことにするね」
 
PL1「置いて行っても良い……と?」
 
KP1「今回はそれでも良いことにしようか。ここから先の処理はちょっと話が逸れ過ぎるし」
 
KP2『あくまで今回の話の趣旨はそこじゃないから』
 
PL1「……なら、素直にその提案には乗っておく。病院へ向かうぞ」
 
PL2「あ、黒羽もまた付いてく?」
 
PL1「頼む。残り二人は一応、病室の外で待機していてもらうということでどうだ」
 
PL4「異論はないな」
 
PL3「先ほどのやつの仲間がいないか見張ればいいということか」
 
PL2「まぁ、今田さんの忠告の感じからして仲間はいなさそうな気がするけど、念の為な」
 
KP1「天原と黒羽は今田さんの病室に、竜崎と津木は病室の外に、ということでいいね?」
 
PL1「あぁ、それで頼む」
 
KP1「なら、病室を再度訪れた天原に、今田さんはこう頼む。
  「持ってきてくださったのですね。すみませんが、渡していただけませんか」」
 
PL1「……箱は今、天原が?」
 
PL4「だろうな。箱は渡していることにしよう」
 
PL1「ならば、箱を渡す」
 
KP1「箱を受け取った今田さんは、手探りでそれを調べ上げ……何かに確信を持ったようだ。
  小さく頷いてから、天原がいる方に顔を向けてこう言った。
  「すみません、車椅子を出していただけまえんか? なるべく人のいない場所まで連れて
   行ってください。貴方にでしたら教えても良いでしょう」」
 
PL1「「……連れも一緒で構わないか? ここに一人、外に二人いるんだが」」
 
KP1「「その方々も、今回の依頼に協力してくださったのですか?」」
 
PL1「「そうだ」」
 
KP1「「ならば構いません。どうぞ、皆様と一緒で」」
 
PL1「「……それならば、了承しよう。場所のあてはあるか?」」
 
KP1「「でしたら、市街の森はいかがでしょうか。あの場所ならば、丁度良いでしょう」」
 
PL1「では、そこに向かうことにする」
 
PL2「あ、その前に外出許可取らないと。ちょっと外出たいんですけど、って」
 
KP1「それなら、担当医が許諾してくれるよ。今田さんの体調が凄く良いから、特別って」
 
PL1「あっさりとしたものだな」
 
KP2『今田飛鳥にも色々あるから』
 
KP1「それで、全員で森まで行ったってことで良いのかな」
 
PL4「構わない」
 
KP1「なら……森に付いた今田さんは、天原たちが持ってきた箱の角を、慣れた手つきで何回か
  回すそぶりを見せる。すると蓋もなかったはずの箱は開いて、中から塔の様なブロンズ製
  のオブジェが出てくる。それは大体30cmほどの高さで、表面に精巧な彫り物が施されて
  いた。さらに、全体に不規則な形のスイッチがついていて、天辺には赤く綺麗な宝石が
  一つ、乗っているよ。
  今田さんはそのオブジェを大切そうに両手で包んで、微笑む。それから、口を開いた。
  「これは時間通信機という、皆さんの知らない偉大なる種族が創り上げた特別な道具。
   ……皆さんには、少しだけお話しましょう」」
 
PL2「……あ、これ、san値減るやつ?」
 
KP1「減るやつだけど、ここまで来たらもう皆聞くしかないよね?」
 
PL4「……席を辞するべきだったのか?」
 
PL3「今更そんなことを気にしても仕方ないだろう。竜崎は黙って聞くぞ」
 
PL1「同じく、だな。むしろここで聞かずに去るのは落ち着かない」
 
KP1「では、今田さんの話を続けるよ。
  「私は、三年前から二年前までの間、ある偉大なる種族の精神交換を受けました。入れ
   替わり、というと分かりやすいでしょうか。私はその際、偉大なる種族が行なっていた
   都市建設に関わりました。幸いにも私は彼らの力になることができ、その結果、この
   時間通信機が残されたのです。しかし、私の記憶は消されていて、その事実を思い出す
   ことができなかった。ですが、半年前、ようやく思い出せたのです。偉大なる種族の
   ことを、そして、この時間通信機のことも」」
 
PL2「半年前っていうと……今田さんが目を抉った時だっけ」
 
PL1「思い出すと同時に暴挙に走ったということか? ……どんな記憶だ、それは」
 
PL4「時間通信機、というのも、名前からして随分な代物であるようだし、普通の状態で思い
  出して、全てを受け止めるのは困難だということではないのか?」
 
KP1「話してるところ悪いけれど、偉大なる種族のことを知ったので、sanチェック入るよ。
  あと、<クトゥルフ神話>に2ポイント追加だよ」
 
PL1「また<クトゥルフ神話>か……それで、sanチェックはどの程度だ」
 
KP2『1/1d4』
 
 天原 sanチェック 49/48 → 成功
 黒羽 sanチェック 81/40 → 成功
 竜崎 sanチェック 45/56 → 失敗
 津木 sanチェック 35/51 → 失敗
 
 天原 san値 49 → 48
 
 黒羽 san値 81 → 80
 
 竜崎 1d4 → 4
 san値 45 → 41
 
 津木 1d4 → 4
 san値 35 → 31
 
 天原 クトゥルフ神話 7 → 9
 黒羽 クトゥルフ神話 2 → 4
 竜崎 クトゥルフ神話 0 → 2
 津木 クトゥルフ神話 0 → 2
 
PL3「ごっそりいったな……」
 
PL4「これ以上のsanチェックは避けるべきだろうが……」
 
KP1「さて。今田さんが、時間通信機を握りしめながら、こう言うよ。
  「私は、今日死にます。イス人達の世界で既に教えられていて、知っている事実です。
   ……今の私が居るのは彼等のお陰。今の不幸も幸福も、彼等から与えられたものです。
   だから、最期に私は、あの偉大なる種族たちとこの装置を使って交信をしたいんです。
   私にこんな人生を与えてくれた彼等に、最期に、お礼を言いたかったんです」」
 
PL1「「……それで、今日中か」」
 
KP1「「はい。そして貴方は、貴方がたは、この装置を持ってきてくださった。感謝しても
   し足りません。
   ……最期に、私のお願いを聞いてくださって、ありがとうございました。これで
   もう、悔いなく生涯を閉じる事が出来ます。本当に、ありがとう」
  そう言って、彼女は微笑み、頭を下げる。
  それから、彼女は時間通信機のボタンを幾つかいじった。しばらくして、赤い宝石が
  ギラリと輝いて、小さく発光し始める。その装置についてよく分からなくても、装置が
  起動したんじゃないかと思いつくことはできるんじゃないかな」
 
PL1「なら、確認を取っておくか。
  「今から通信を始めるのか」」
 
KP1「その言葉に、今田さんは頷く。それから、この通信ではホログラムが映されるから、
  偉大なる種族の姿が現されることを告げる。
  「彼らの姿は、人間の常識とは大きくかけ離れています。見ない方が良いでしょう」」
 
PL4「津木はその言葉を聞いて、直ぐにその場を離れるぞ。竜崎もつれていく」
 
PL3「……これ以上減らすのは問題か?」
 
PL4「大問題だな。不定入りなんてしてみろ、目も当てられないだろう」
 
PL3「それもそうか。天原と黒羽はどうする」
 
PL2「んー……嫌な予感しかしないけど、今田さんの容体気になるしなぁ」
 
PL1「あぁ、今日で最期、だったか。天原は最後まで見届けるつもりだが」
 
PL2「じゃ、やっぱり黒羽も残るか」
 
KP1「なら、今田さんは「覚悟だけは決めておいてください」とだけ言って、儚い笑みを浮か
  べる。
  ……竜崎と津木がその場を離れてから数分後、真っ赤なホログラムが投影され、円錐状
  の生物の姿をした偉大なる種族の姿が現れた。その姿は確かに人の常識からは考えられ
  ない不可思議なもので、いくら覚悟をしても受け止めきれるものではない。
  ので、sanチェックだよ。0/1d6でどうぞ」
 
 天原 sanチェック 48/44 → 成功
 黒羽 sanチェック 80/26 → 成功
 
KP2『減少は無し』
 
PL1「……山場は去ったか?」
 
PL2「sanチェックの、って意味ならそうかもな……」
 
PL4「津木と竜崎が去ったのは正解だったな」
 
KP2『本当に』
 
KP1「さて。今田さんは、通信が上手くいったことに気付いた様子を見せ、それから、よく
  分からない言語で喋りだす。その表情はなんだか懐かしそうだ。
  二人とも、<クトゥルフ神話>振ってみようか」
 
PL2「物は試しみたいな感じだなー……」
 
 天原 クトゥルフ神話 9/45 → 失敗
 黒羽 クトゥルフ神話 4/16 → 失敗
 
KP2『なら、二人はよく分からない言語だなぁ、と思うだけで終わった』
 
KP1「ホログラムと今田さんのやり取りは、傍から見ると、今田さんが一方的に喋っているだけ
  だ。ホログラムの方からは、何も声は聞こえてこない。……じゃあ、ここで<精神分析>か
  <心理学>いってみようか」
 
PL1「……? 天原は<心理学>だな」
 
PL2「黒羽は<精神分析>だ」
 
 天原 心理学 85/8 → 成功
 
 黒羽 精神分析 90/7 → 成功
 
KP1「良い出目だね。なら、二人は、僅かながらも、今田さんが親近感を持ってホログラムに
  話しかけているのを感じ取った。どうやら、彼らとの関係は悪くないみたいだ」
 
PL1「協力していた、と言っていたからな。それなりの関係は築いていたということか」
 
PL2「まぁ、最期に礼を、って思うぐらいの仲ではあるんだよな」
 
KP2『暫くして。今田飛鳥が突然動揺した表情を浮かべ、黙りこむ。それから、一瞬、天原たち
  のいる方に顔を向けた』
 
PL1「……? 何だ?」
 
PL2「雲行きが怪しくなってきた……のか? 言葉が分かんないから判断できないんだけど」
 
PL1「とりあえず、「何かあったか」と尋ねるか」
 
KP1「それに対して今田さんは首を振って、ホログラムの方に向き直り、ぽつりと何事かを
  呟いた。それから、顔を下に向けて口を閉ざす。それから暫く、彼女は何も喋らない。
  偉大なる種族のホログラムが消えても、宝石の光が途絶えても、動きもしないよ」
 
PL2「流石におかしいと思って近づく……けど」
 
PL1「天原も同様だ」
 
KP1「なら、近づいた二人は気付くよ。彼女が、事切れてしまっていることに」
 
KP2『sanチェック。0/1d3』
 
PL2「まだチェックポイント残ってたんだな……」
 
PL1「先ほどよりはましだがな」
 
 天原 sanチェック 48/78 → 失敗
 黒羽 sanチェック 80/87 → 失敗
 
 天原 1d3 → 3
 48 → 45
 
 黒羽 1d3 → 1
 80 → 79
 
PL2「とか言いながら結構減ってんじゃんか。……えっと、<医学>とか振ったら何か分かる?」
 
KP1「良いよ、やってみて」
 
 黒羽 医学 60/100 → 失敗(ファンブル)
 
PL2「ここで!? ここで出る!?」
 
KP1「えぇぇぇ……じゃあ、その、まず、死因は分からなかった。それで、その『分からない
  のに死んでいる』ということに恐怖を覚えたということで、san値から1減少でよろしく」
 
PL2「……仕方ないか……」
 
 黒羽 san値 79 → 78
 
PL1「天原は、やや動揺している黒羽の横で病院に連絡を入れておく」
 
KP2『なら、しばらくして、病院の方から人が来る。箱とか時間通信機はどうする?』
 
PL1「置いておくのもな。持って帰ろう」
 
KP1「……最後に、<目星>とかしてみない?」
 
PL1「構わないが」
 
PL2「……まぁ、とりあえず黒羽もやっとく」
 
 天原 目星 75/94 → 失敗
 黒羽 目星 60/2  → 成功(クリティカル)
 
PL2「今度はクリティカルかよ!?」
 
KP1「えっと、それなら、天原は何も気付けなかった。けれど、病院の人が来るまで今田さん
  を見ていた黒羽は、ふと、彼女が満足そうな表情を浮かべていることに気付く」
 
PL2「……つまり、満足して、いけたってことか。……なら、ま、いっか」
 
KP2『良いんだ』
 
PL2「未練なくいけるんなら、それが一番なんだよ」
 
PK1「そうだね。そして、それに気付けたことで、さっきのファンブルのsan減少は無しに
  しよう。相殺ってやつかな」
 
 黒羽 san値 78 → 79
 
KP1「さて。
  こうして、天原たちは彼女の依頼を完全に達成することができた。
  急死した彼女のことは、新聞紙の片隅にでも載るのだろうけれど、世間の多くの人たち
  は、その記事にさほど興味は示さないんだろうね。
  ただ、彼女の依頼に関わった君たちにとっては、他とは少し違う記事だったりするのかも
  しれない。
  というわけで、刻限の種、終了だよ。お疲れさま」
 
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