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⑦死者のストンプ(改変)・後編

後編です。読み始めるときは前編からどうぞ。






KP1「ふむ。では、全員、喫茶店に入ったな。何か注文するか?」
 
PL2「コーヒーとか?」
 
PL3「サンドイッチ」
 
PL5「紅茶とかあるかな」
 
PL6『オレンジジュースで良い』
 
KP1「見ごとにバラバラだな……坂原はソーダでも頼もうか。
  さて、これからどうする?」
 
PL2「んー……坂原君は特に何も知らない感じだろ? なら、トランペットが怪しいし、
  ちょっとそれを見せてもらいたいかな」
 
KP1「坂原はおとなしくトランペットを差し出すだろう。<目星>だな」
 
 黒羽 目星 66/48 → 成功
 竜崎 目星 46/14 → 成功
 井砂 目星 55/50 → 成功
 火谷 目星 25/9  → 成功
 
KP1「全員成功か。ならば全員、次のことが分かるだろう。
  まず、このトランペットには弁が4つある。ちなみに、普通のトランペットは3つだ。
  また、表面にひび割れたような模様があることにも気づくだろう。さて、続いて
  <知識>の半分で振ってもらおうか。切り上げで良いぞ」
 
 黒羽 目星 40/43 → 失敗
 竜崎 目星 45/48 → 失敗
 井砂 目星 20/85 → 失敗
 火谷 目星 13/54 → 失敗
 
KP1「全員失敗か……では、それ以上のことは分からなかったな」
 
PL5「トランペットの来歴とか、何か少しでもトランペットについて知れそうな情報は
  ないか訊いてみようかな」
 
KP1「では、坂原は少し考え込んだのちに、はたと思い出した、といった様子で話し出す。
  「じいちゃんが生きている頃、よくうちを訪ねてくる男がいたんだよ。そいつは
   よく土産物とか言って変な物を置いて行ったりしてたから、もしかしたら、これ
   もその一つかもしれない。
   ……そういえば、あの男、変だったな。目が、真っ暗なプールみたいな奴だった」」
 
PL5「変な男かぁ……誰だろうね」
 
PL3「知りようがないな。これから出てくるというなら話は別だが」
 
PL6『調べるためのヒントを坂原が持ってるとかは?』
 
KP1「無いな。今の内容も、ようやく思い出せた、という様子だ。これ以上は無理だろう」
 
PL3「そうか。では、そのトランペットを壊すというのはどうかと提案してみるが」
 
KP1「坂原は逡巡した様子を見せて、それから、首を横に振ったな。
  「これは、本当に素晴らしいトランペットなんだよ。もうこれを吹かないと誓うこと
   も、誰も吹かないようにどこかに隠すこともできるかもしれないけど、壊すこと
   だけは無理だ。……本当に、無理だ」」
 
PL2「あー……うん、じゃあ、現状はその案は止めとこうか。無理強いは怖い」
 
PL5「本当にね……となると、物置にもう一度片付けて、もう二度と誰も触れないように
  してねとしか言い様がないわけだけど……うーん、解決になってないよね」
 
PL6『誓いを、やっぱ止めと言われて破られたらそれで終わりだし』
 
PL3「やはり壊すべきだろう」
 
PL2「うん、うん。それはそうなんだけどさ、今いきなり壊すとあまり良いことに
  なりそうにないっていうか」
 
PL5「後回しにしても良いこと無さそうだけどね……<言いくるめ>とか効く?」
 
KP1「無理だな」
 
PL6『だと思った』
 
PL5「これは、しばらくは井砂と火谷で坂原君の様子を見続ける、って感じになるかな?」
 
PL2「黒羽と竜崎が高校まで出張るのも違うし、そうなりそうだなー」
 
PL6『とりあえず、互いに連絡先を交換しておくべきかなと思う』
 
PL5「そうだね。黒羽と竜崎に、井砂と火谷と坂原君の連絡先を渡せばいいんだよね」
 
PL2「黒羽と竜崎は、高校生組三人に連絡先を渡せばいいと」
 
PL5「そうそう」
 
PL3「……連絡先を交換したところで解散か?」
 
PL2「だな。坂原君はこのトランペットについて詳しくは知らないっぽいし、今できる
  ことといったら、トランペットの使用についての取り決めくらいだろ。
  あと、解散じゃなくて、大人組は高校生組を送って行かないとだからな?」
 
PL5「じゃあ、お願いしようかな」
 
KP1「全員で喫茶店から出たと。
  では……少し歩いて、先ほど事故があったのとは別の車道の傍を通っている途中で、
  坂原が、あ、と声を上げる。どうやら、駅前の広場に忘れ物をしてきてしまった
  らしいな。幸い、現在いる場所から駅前の広場はそう離れておらず、直ぐに戻って
  これるからと、坂原は一人で戻ろうとする」
 
PL2「……それ、フラグって言わないか?」
 
PL6『見事なフラグだと思う』
 
KP1「その通りなんだがな。
  曲がり角に坂原が差し掛かったところで、通りかかった灰色の車が停止する。そこ
  からは二人の男が降りてきて、坂原を車の中に押し込めてしまうな」
 
PL5「……誘拐?」
 
KP1「その通り。探索者たちが駆け寄るより早く、車のドアは閉まり、車は発進する」
 
PL2「え、えぇぇ!? 急展開過ぎないか!?」
 
PL6『近くにタクシーは? あったらそれに乗って、あの車を追いかけたい』
 
KP1「あるぞ。丁度一台、客を待っているタクシーが近くに停車している」
 
PL6『なら、「あそこにタクシーがある!」と叫んで、一足先にそこへ行く』
 
PL5「一緒に乗り込むよ。後部座席?」
 
PL6『後部座席』
 
PL2「慌てて追いかけて、「いや、お前らはもう帰った方が良いって!」とか叫ぶ、
  けど……まぁ、聞かないよな?」
 
PL6『当然』
 
PL5「「足手まといにはなりませんから!」って返すよ。引く気はないぞ、って感じで」
 
PL3「竜崎は助手席の方に乗り込む。今は問答している時間が惜しい」
 
PL2「……あー、じゃあ、黒羽は、後部座席に乗り込もうか。時間がないのは事実だし。
  で、「あの灰色の車を追ってくれ。できれば、気付かれないように」って言うかな」
 
KP1「その言葉を受けて、タクシーの運転手は灰色の車の追跡を始める。気付かれずに
  できるかどうかは運転手の<運転>次第だが……」
 
 運転手 運転 ??/91 → 失敗
 
KP1「……駄目だな。どうやら気付かれたようで、追跡の途中で見失うことになる。
  ここで<幸運>ロールだ」
 
 黒羽 幸運 65/79 → 失敗
 竜崎 幸運 35/96 → 失敗(ファンブル)
 井砂 幸運 75/16 → 成功
 火谷 幸運 40/17 → 成功
 
KP1「ここでファンブルか……後に回すか。成功した井砂と火谷で<目星>だ」
 
 井砂 目星 55/6  → 成功
 火谷 目星 25/32 → 失敗
 
KP1「ふむ、井砂が成功だな。では、井砂は、大きなガレージの傍に、先ほどの灰色の
  車が止められているのを視認したな」
 
PL5「止まってくださいって叫ぶよ」
 
KP1「タクシーは止まったな」
 
PL5「飛び降りて、車の方へ走っていくよ」
 
PL6『後を追う』
 
PL2「追いかけ……る前に、支払いだよな」
 
KP1「その件だが、先ほど竜崎の<幸運>でファンブルを出していたからな。黒羽はその
  ことに気付かずに先に行ってしまったことにする。支払いは竜崎だ」
 
PL3「……仕方ないか」
 
PL2「後で半分出すからな。……で、車はどんな様子?」
 
KP1「その前に、ガレージ周辺について描写しておこう。周りには何もなく、雑草の
  生えた地面と、崩れかけた建物が目に入る程度だ。どうやら、随分と遠くの方まで
  来てしまったようだな。また、ガレージの扉には鍵がかかっておらず、少し隙間が
  あるな。人一人なら十分通れそうな隙間だ」
 
PL6『そこから侵入しろと』
 
KP1「その道もあるかもしれないな。
  車の方だが、中には誰もいない」
 
PL5「入るしかなさそうだよね……」
 
PL2「入る前に、隙間からちらっと中を見るのは可能だよな?」
 
KP1「可能だな。では、中の様子を描写しよう
  ガレージの中には、まず、二台のトラックが止まっているな。その向こうには、
  何やら改装された様子のスペースがあり、いくつかの人影が動いていることを確認
  できるだろう」
 
PL6『中に入って、トラックの影に入ることは?』
 
KP1「可能だな。技能は無しで良いぞ」
 
PL5「じゃあ、全員でそこまで入ろうか。……あ、その前に、竹刀をケースから出すよ」
 
PL2「殴りこむ気満々だな……?」
 
PL5「ここまで来たからね」
 
PL3「竜崎が先に入るぞ。危険はないか?」
 
KP1「問題ない。全員、トラックの影に入ることに成功した。
  そこから見える光景だが……改装されている部分に、五つの人影を確認できる。
  一つは誘拐されてきた坂原で、椅子に縛られ座っている……が、腕と手は自由だな。
  一つは昨夜にバーで銃を撃った例の男で、銃を構えている。残り三つは誰も知らない
  顔だが、内一つが坂原を除く三名の上司であろうことは、偉そうな態度から何となく
  察せられるかもしれないな。
  ちなみに、上司でもなさそうな二人のうち一人が、坂原のトランペットを持っている」
 
PL2「全員人間?」
 
KP1「あぁ、見たところ、全員人間だ」
 
PL2「じゃあ、今回は粉無しだな」
 
PL3「人間相手、ということは、HPを0にするのは問題か」
 
PL5「死んじゃうからね……」
 
PL6『現代社会でそれはちょっと』
 
PL2「……あ、殴りこむ前に、木澤さんに電話する。誘拐犯を追いかけてきたのと、
  辿り着いたとこで昨夜の銃撃犯見つけたって伝えたい」
 
KP1「ならば、木澤はなんでそんな危険なことをしているのかと怒った後に、直ぐに行く
  から殴り込みなんて絶対にするんじゃないと伝えてくるだろうな」
 
PL2「……これから殴り込もうとしてるんだよなぁ」
 
PL6『止める? けど、待ってたら事件が起きそうだし』
 
PL2「そうなんだよな……ここまで来て何もないってのはないよなぁ」
 
PL5「とはいえ、いきなり殴り込んでも危ないからね。どうしたものかな……」
 
PL6『何かを投げて音を立てて、気を引いたところで殴り込むとか』
 
PL3「最初の標的は上司らしい男だろうな。司令塔を真っ先に叩くのは常套手段だ」
 
PL2「いやでもさ……あのさ、竜崎と井砂は良いとして、黒羽と火谷の技能見てくれるか?
  戦闘技能無いんだけど。火谷に関しては、<回避>も振ってないし。相手は銃使って
  くる可能性が高いわけだし、色々無理じゃないか?」
 
PL6『確かに、部下が銃を持ってたら上司も銃を持っていそうだし、同僚も持っていそう』
 
PL3「<回避>すればいいだろう?」
 
PL2「人数差考えような?」
 
PL5「不意打ちでまず二人倒して……残りを二人と戦闘、は……どうだろう。可能かな」
 
PL6『どうだろう。出目次第だから何とも』
 
PL2「あんまり成功率は高くなさそうだよな。それに……高校生が銃持ってるやつらの
  所に殴り込むって、絶対止めるだろ」
 
PL6『多分、黒羽が制止しても振り切って出て行くと思うけど』
 
PL5「竜崎一人は無茶過ぎるしね」
 
PL2「……止まりそうにないな」
 
PL5「止まらないね。とはいえ、どうしたものかな……今出るのはちょっとなぁ」
 
KP1「話が進まないようなら、こちらの話を進めるぞ。
  上司らしい人物が、銃撃犯の男に声をかける。「その男が、例の?」
  その声に、銃撃犯の男が頷く。「はい、ボス。この男がこのトランペットを演奏する
  と、死体が動き出すんです。えぇ、二度もこの目で見たんです、間違いありません」」
 
PL5「あぁ、まぁ、そうか。探索者以外にもその結論に至る人がいたって変じゃないよね」
 
PL2「一回目はバーでの出来事として、二回目はいつ見たんだ? あの事故現場に、
  あいつもいたってこと?」
 
PL3「可能性はあるが……」
 
KP1 「銃撃犯の男の言葉に、ボスと呼ばれた上司らしい男は、ふむ、と呟いた。
  「そこまで確信しているということは、間違いないんだろうな。ふむふむ、成程。
   よし、なら、自分を撃ちな、ジョーイ。生き返るんだ、問題はないだろう?」」
 
PL2「……あ、ジョーイって銃撃犯の名前だったんだ」
 
PL6『ということは、その名前を知っていた、相席のあの男は銃撃犯と知り合いだったと』
 
PL5「どんな種類の知り合いだったのかな……?」
 
KP1「ボスからの言葉に固まった銃撃犯……ジョーイだったが、のろのろと、こめかみに
  銃口を突きつける。
  ……辺りに、緊張が満ちるだろうな。誰もが、ジョーイの行動に注意を払っている」
 
PL5「つまり、殴り込むなら今なんだね?」
 
KP1「試してみても構わないぞ。あと、言っておくが、こんな状況が後にあるとは
  思わない方が良いな」
 
PL3「ならば遠慮なく行く」
 
PL5「一緒にダッシュで向かっていくよ。止められる前にね」
 
PL2「あー、もう……こうなったら、黒羽と火谷は後ろで待機か?」
 
PL6『二人のどちらかが怪我をして、にっちもさっちもいかなくなるまでは、少なくとも』
 
KP1「では戦闘に入ろうか。一ターン目は不意打ちということで、相手の行動はなしだ。
  行動順は井砂、火谷、黒羽、竜崎だな」
 
PL5「竹刀は鈍器扱いで良い?」
 
KP1「切れるものではないからな、良しとしよう」
 
PL5「じゃあ、ボスに攻撃するよ。<剣道>で判定するね」
 
 井砂 剣道 70/46 → 成功
 
 1d6 + 1d4 → 2 + 4 → 6
 
 ボス HP ?? → ??
 
PL6『結構入った』
 
KP1「だが、ボスの意識ははっきりしているようだな。次は火谷だが、どうする?」
 
PL6『待機』
 
PL2「黒羽も」
 
PL3「次は竜崎か。<マーシャルアーツ>……は止めておくべきか?」
 
PL5「6削ったからね。人間だと最大HPは18だし、残りは最大12だけど……怖いよね?」
 
PL6『ちなみに、最低だったら7になる。6でショック判定がなかったから』
 
PL2「……悪いことは言わないから<キック>だけにしとけよ」
 
PL5「あとは、ノックアウト攻撃を使うっていう手もあるよ。そっちだったら
  <マーシャルアーツ>……は、やっぱり怖いなぁ。失敗した時に全ダメージ入るし」
 
PL3「ならば、ノックアウト攻撃で<キック>だな」
 
 竜崎 キック 90/33 → 成功
 
 1d6 + 1d4 → 1 + 4 → 5
 
PL3「……あまり良い出目ではないな」
 
KP1「DBの方はきっちり最大値なんだがな……さて、抵抗表の出番か。ボスの残りHPと、
  今回のダメージ5を競わせるぞ。ダイズを振ってくれれば結果を伝える」
 
PL3「分かった」
 
 ノックアウト攻撃 ??/15 → 成功
 
 ボス HP ?? → ?? (気絶)
 
KP1「この成功率で成功するか……ボスは意識を失い倒れたぞ」
 
PL3「まずは一人か」
 
KP1「さて、ここから誘拐犯たちの行動も入るぞ。行動順はジョーイ、井砂、火谷、
  男A、男B、黒羽、竜崎だな。
  まずはジョーイだが、顔を知っている竜崎の方に銃口を向けてくるだろうな。
  攻撃だ」
 
 ジョーイ リボルバー ??/51 → 成功
 
 1d10 + 2 → 4
 
PL3「4か……そうだな、今回は<回避>せずにおくか。あと二人いることだしな」
 
 竜崎 HP 14 → 10
 
PL5「次は井砂だね。……えっと、AとB、どっちの方が貧弱そう?」
 
KP1「そのぐらいはパッと見でわかるか。SIZだけの情報だが、Bの方が小柄だ」
 
PL5「じゃあ、そっちに<剣道>で攻撃するよ」
 
 井砂 剣道 70/58 → 成功
 
 1d6 + 1d4 → 1 + 1 → 2
 
KP1「<回避>だな」
 
 男B 回避 ??/91 → 失敗
 
 HP ?? → ??
 
KP1「失敗したためダメージが入るぞ」
 
PL5「まさかの最低値だけどね……」
 
PL6『次は火谷だけど、まだ待機』
 
KP1「では男Aの番か。攻撃対象は1d2で決めよう。1で竜崎、2で井砂だ」
 
 1d2 → 2(井砂)
 
KP1「井砂だな。攻撃するぞ」
 
 男A トンプソン ??/10 → 成功
 
 1d10 + 2 → 10
 
PL5「<回避>するよ」
 
 井砂 回避 58/67 → 失敗
 
 HP 15 → 5
 
PL5「うわぁ……ごっそりいったなぁ。ショックロール要るよね?」
 
KP1「要るな」
 
 井砂 ショックロール 70/6 → 成功
 
PL5「どうにか持ちこたえた、けど……次が怖いな」
 
KP1「男Bの手番だが、こちらも1d2で決めよう」
 
 1d2 → 1(竜崎)
 
KP1「竜崎が相手か」
 
 男B リボルバー ??/1 → 成功(クリティカル)
 
KP1「……待て、済まない。これはどうすればいいんだ?」
 
PL3「訊かれても答えようがないんだが」
 
KP1「……よし、二倍の効果にするか」
 
 1d10×2 → 8×2 → 16
 
PL3「<回避>だな」
 
 竜崎 回避 90/91 → 失敗
 
 HP 10 → -6
 
PL2「あ」
 
PL3「ロストしたか」
 
PL5「いや、いやいや、そんな冷静に言うの止めよう?」
 
PL6『一足りない……』
 
KP1「これは……そうだな。
  次ラウンド終了時までにHPが1以上になったらセーフだ。それまで<応急手当>は
  一つの傷に対しても重ね掛け可能とする。竜崎のみだがな。
  ……言っておくが、重ね掛けについては今回だけだぞ? それと、これで駄目だった
  ら本当にロストだ」
 
PL5「いやもう、それで十分だよ……本当にありがとう……」
 
PL2「……黒羽は直ぐに竜崎の所に行く」
 
PL6『待機してたし、火谷も一緒に出る』
 
KP1「構わないぞ。<応急手当>か?」
 
PL2「黒羽はそう」
 
PL6『火谷も』
 
 黒羽 応急手当 90/26 → 成功
 1d3 → 3
 
 火谷 応急手当 65/60 → 成功
 1d3 → 1
 
 竜崎 HP -6 → -2
 
PL2「次で二人とも最低値出したら竜崎がやばい……」
 
PL5「失敗もできないね……」
 
KP1「……少し予定より早いが、ここで黒羽は<幸運>を振ってもらおうか」
 
PL2「……?」
 
 黒羽 幸運 65/70 → 失敗
 
KP1「そうか……ならば何も起きないな。行動開始だ。行動順はジョーイ、井砂、火谷、
  男A、男B、黒羽。
  ジョーイの攻撃対象を1d3で決めるぞ。1が黒羽、2が井砂、3が火谷だ」
 
 1d3 → 2(井砂)
 
PL5「わ、井砂が対象か」
 
KP1「攻撃するぞ」
 
 ジョーイ リボルバー ??/8 → 成功
 
 1d10 + 2 → 11
 
PL5「避けれなかったらまずいなぁ……」
 
 井砂 回避 58/22 → 成功
 
PL5「心臓ばくばくだね……えっと、井砂はさっきと同じで男Bに<剣道>だ」
 
 井砂 剣道 70/100 → 失敗(ファンブル)
 
PL5「ここで!? ここで出る!?」
 
KP1「……そうだな、井砂は次、攻撃できないことにでもするか。<回避>は終わった
  しな」
 
PL6『次は火谷。<応急手当>』
 
 火谷 応急手当 65/61 → 成功
 1d3 → 2
 
 竜崎 HP -2 → 0
 
PL2「もうちょっと……だけど……」
 
KP1「ここからをしのげるかどうかだな。男Aの攻撃だ。1d3で判定するぞ」
 
 1d3 → 3(火谷)
 
KP1「対象は火谷だな。攻撃するぞ」
  
 男A トンプソン ??/19 → 成功
 
 1d10 + 2 → 3
 
PL6『<回避>』
 
 火谷 回避 26/6 → 成功
 
PL5「この数値で避けるんだ……」
 
PL6『自分でも驚き』
 
KP1「続いて男Bだな」
 
 1d3 → 3(火谷)
 
KP1「……また火谷だな」
 
 男B リボルバー ??/66 → 失敗
 
KP1「攻撃は失敗だ」
 
PL6『よかった。もう<回避>できないし』
 
KP1「では、黒羽の番だが」
 
PL2「<応急手当>する!」
 
 黒羽 応急手当 90/82 → 成功
 
 1d3 → 2
 
 竜崎 HP 0 → 2
 
PL2「っ……よし! 成功した!」
 
PL3「……これで竜崎は、どうにか動けるようになったのか?」
 
KP1「あぁ、そうだな。だいぶフラフラしているだろうが。行動するのか?」
 
PL3「する。ジョーイにノックアウト攻撃だ。<キック>で判定するぞ」
 
 竜崎 キック 90/10 → 成功
 
 1d6 + 1d4 → 4 + 1 → 5
 
KP1「5とジョーイのHPで判定だ。振ってくれ」
 
 ノックアウト攻撃 ??/56 → 失敗
 
 ジョーイ HP ?? → ??
 
 ショックロール ??/96 → 失敗
 
KP1「ふむ……ノックアウト攻撃は失敗したようだが、HPが半分以上削れたことによる
  ショックロールで失敗だな。ジョーイは気絶した。完全に落ちたな。この戦闘中は
  絶対に起きないだろう。
  ここで黒羽は<幸運>だ」
 
PL2「また?」
 
 黒羽 幸運 65/77 → 失敗
 
KP1「そうか……では、何も起きないな。
  行動に入るぞ。井砂、火谷、男A、男B、黒羽、竜崎の順だ」
 
PL5「井砂は攻撃できないからな……自分に<応急手当>とかありかな」
 
KP1「構わないぞ」
 
 井砂 応急手当 30/11 → 成功
 
 1d3 → 1
 
 HP 5 → 6
 
PL5「折角成功したんだけど……最低値か」
 
PL6『そういうこともある。火谷は待機』
 
KP1「では男Aの番だな。1d4で対象を決めるぞ。1で黒羽、2で竜崎、3で井砂、4で火谷だ」
 
 1d4 → 2(竜崎)
 
PL2「折角治ったばっかなのに!?」
 
PL5「弱っているところを狙い撃ちってところかな……?」
 
 男A トンプソン ??/60 → 成功
 
 1d10 + 2 → 11
 
PL3「<回避>だ」
 
 竜崎 回避 90/61 → 成功
 
PL3「成功だな」
 
PL2「良かった……!」
 
KP1「続いて男Bだな」
 
 1d4 → 1(黒羽)
 
 男B リボルバー ??/53 → 失敗
 
PL2「失敗か……良かった。黒羽は待機」
 
PL3「竜崎はノックアウト攻撃だ。対象はBで<キック>だな」
 
 竜崎 キック 90/37 → 成功
 
 1d6 + 1d4 → 2 + 3 → 5
 
KP1「5と男BのHPで判定するぞ」
 
 ノックアウト攻撃 ??/24 → 成功
 
 B HP ?? → ??(気絶)
 
KP1「ふむ、男Bは気絶した」
 
PL2「その出目をどうしてさっきの<回避>で出さなかったんだよ本当に……!」
 
PL3「そう言われても困る」
 
KP1「さて、黒羽の<幸運>の時間だ」
 
 黒羽 幸運 65/22 → 成功
 
PL2「あ、やっと成功」
 
KP1「では、遠くからパトカーのサイレンが聞こえてくるな。どうやら、黒羽の連絡を
  受けた警察が到着したらしい。
  その音を耳にして、男Aは慌てた様子でガレージから出て行くだろう。トランペット
  は落としていくだろうな。
  ……というわけで、戦闘終了だ」
 
PL2「……終わ、ったー……!」
 
PL6『<幸運>って、警察が到着するかどうかのロールだったんだ』
 
KP1「そうだな。だから、警察に連絡した黒羽の<幸運>で判定していた」
 
PL5「竹刀を床に置いて、坂原君の方に行くよ。
  「ごめん、大丈夫?」」
 
KP1「その言葉に、坂原は怒り出すだろうな。
  「大丈夫って、それはこっちのセリフだ馬鹿! お前、何やってんだよ! あっちの
   兄ちゃんは死にかけてたし……! 何してんだよ! そんなんで助けられても
   嬉しくなんてないからな……!」」
 
PL6『「……確かに、無謀だったかもしれない。反省する」』
 
PL5「……実際、ちょっと無茶し過ぎたなって気はするね。銃って怖いね……」
 
PL6『慈悲がないと竜崎がロスとしてたわけだし、もう少し慎重に行かないと』
 
KP1「その竜崎だが、黒羽ともども木澤に絞られているだろうな。待てと言ったのに
  なんでそんな怪我をしているのか、と。勿論、救急車は手配済みだ。井砂ともども、
  竜崎も病院に搬送されることだろうな」
 
PL2「黒羽は救急車の二人に付き添うけど、火谷はどうする?」
 
PL6『流石に、もう帰れって警察の人に送られそう』
 
KP1「その通りだな。火谷は坂原と一緒に、パトカーに乗って家に送られることになる。
  ……その車中で、坂原が、手元のトランペットに視線を落としながら、ポツリと呟く。
  「……あいつら、このトランペットの効果らしいもんに興味があったんだな」」
 
PL6『「……そうだね」』
 
KP1「「つまり、これがなければお前らはあんなことしなかったんだよな」」
 
PL6『「坂原が誘拐される理由がなくなるから、自然とそうなると思うけれど」』
 
KP1「「…………決めた。これは壊す」」
 
PL6『「……いいの? 大事って言ってたのに」』
 
KP1「「確かに大事だけどさ、友達より大事かっていうと……そんなことはないんだよ」」
 
PL6『「そう。……じゃあ、そうするといい」』
 
KP1「「おう」
  そういって、坂原は口を閉じるな」
 
PL6『火谷も黙る』
 
KP1「……こうして、坂原と火谷は家に帰った。病院に搬送された竜崎と井砂は、
  おそらく、一週間は入院して治療を受けることになるだろう。そこには毎日のように
  黒羽や火谷、坂原が見舞いに来るのかもしれない。
  ガレージ内で気絶していた誘拐犯たちは警察に捕まり、二度と探索者たちの前に
  現れることはないだろう。逃げた一人についても同様で、彼は数日間の逃亡の後に、
  警察に発見され捕らえられることになる。
  後日、四人の携帯にメールが届く。それは砕けて壊れたトランペットの画像付きの
  メールで、タイトルは「証拠写真」。送り元は坂原だった。
  死者を復活させるトランペットは壊された。もう、今回の様な事件は起きないだろう。
  ……というわけで、セッション終了だ。お疲れさま、だな」
 
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