忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


W組でCOC ⑥B&B・前編

「クトゥルフ神話TRPGやろうず」より。
崇禅寺ツバキ様から「B&B」です。

今回から少しだけ成長ロールの仕様変更。
あと、当然ですがネタバレがあるので注意。

今回のキャスト KP1:サンドロック KP2:ヘビーアームズ
PL1:ウイング PL2:デスサイズ PL3:ナタク PL4:エピオン





今回のキャラシート


KP1「それにしても、天原と黒羽は順調に<クトゥルフ神話>を上げていっているね。
  黒羽に関しては呪文も覚えているわけだし」
 
PL1「他がなかなか発狂しないからな。そうすれば直ぐに5ほど上昇するんだが」
 
KP2『というか、そもそも、なんで天原があんなに発狂してるのかが謎』
 
PL2「一番発狂しそうなのは最初は竜崎で、今は津木なんだけどな……」
 
PL1「……悪いのはすべて出目だ」
 
KP1「あれはどうしようもないからね。
  ……じゃあ、次の話の下準備行こうか。粉チャンレンジいくよ。
  次の話は一か月後のこととして、8回……じゃないね。7回だね。<薬学>で振るよ?」
 
PL2「今回は頑張れよー」
 
KP1「頑張るよ……」
 
 薬学 15/?? → ??
 
KP1「7回の施行の結果、一回成功したよ! 成功できたよ!」
 
KP2『嬉しそう』
 
PL2「ずっと成功しない上にファンブルばっかだったからな……」
 
PL1「それで、一回分の粉ができたわけか?」
 
KP2『いや、16回分』
 
PL2「……え、そんなに毎回作ってたんだ?」
 
KP2『調合に従うとそうなるらしい。だから現在、黒羽は16回分の粉を所持している』
 
PL2「……次のセッションの最初の方で、全員に配ろう。一人四回分ずつ持っとけば、
  まぁ、なんとかなるだろ……効果ない奴いるけどさ」
 
 
-------------------------
 
 
KP1「それではセッションを始めようか。
  今、君たちはホームセンターに来ている。誰かと連れ立ってきたということでも
  良いし、ちょっと用事があって一人で来たということでも良い。
  ホームセンターの一階は売り場、二階にフードコートとゲームセンター、駐車場
  があるよ。
  さて、君たちは何をしに来たのかな。ちなみに全員今日は休日ってことで、現在
  時刻は午前、とでもしておこうか」
 
PL1「そうだな……ならば、天原は電球を買いに来たことにする。事務所の照明が暗く
  なってきていて、いい加減に変えなければと思って、依頼の無い日にここへ来た
  というところだな」
 
PL2「黒羽は、最近遊びに来る白猫用に、猫の餌買いに来た感じで。鳥の餌は……まだ
  小鳥を見つけてはいないけど、ちょっとぐらいは買うかもな。
  ……あとは猫のおもちゃとか眺める見る感じ?」
 
PL3「竜崎は……昼食でも取りに来たんだろう。自分で作るとは思えないからな」
 
PL4「津木は筆記用具の購入だ。いつも使っているメモ帳がそろそろ埋まりそうだから、
  予備を含めて新しいメモ帳を買いにきた。ついでに筆記具も物色するとしよう」
 
KP2『皆バラバラで来たと』
 
KP1「じゃあ、レジ待ちの時に天原、黒羽、津木は出くわして、会計が終わった後に
  竜崎を発見した、ということにしようか」
 
KP2『それを踏まえて持ち物宣言どうぞ』
 
PL1「携帯、財布、家の鍵、今回買った電球」
 
PL2「携帯に財布に家の鍵だろ。あと、こないだ作った粉全部と、猫の餌と鳥の餌」
 
PL4「粉ができたのか!?」
 
PL2「KPが頑張ってくれたんだよ。後で配るから」
 
PL3「配るほどできたのか?」
 
PL1「それについては後で話せばいいだろう。それで、竜崎の持ち物は何だ?」
 
PL2「携帯と財布、家の鍵、だな。買ったものは無い」
 
PL4「津木は、携帯に財布、家の鍵、メモ帳、ボールペン、デジカメ、新しいメモ帳と
  ボールペン、だな」
 
KP1「買い物に来ただけだから、全体的に軽装だね。津木だけ細かいものが色々だけど」
 
PL4「いつネタが降ってくるかわからない、ということで、だな。
  それで、粉についてだが……」
 
PL2「あ、それな。じゃあ、天原と竜崎と津木に、四回分ずつ配るから」
 
PL3「全部で何回分できたんだ」
 
PL2「16回分。一回成功でそんだけできるんだってさ」
 
KP1「では、全員、これからは四回分の粉を所持していることにするよ。
  でさ、粉で思い出したけど、この日の粉チャンレジはどうする? 流石に出かける前
  にやる時間はなかったかな……?」
 
PL2「あー、どうだろうな……早起きできてて、調合に挑戦できたか<幸運>で決める
  とかどうだ?」
 
KP1「じゃあそうしよっか」
 
 黒羽 幸運 65/50 → 成功
 
PL2「成功したな」
 
KP1「それなら次は<薬学>だね」
 
 薬学 15/?? → ??
 
KP1「………………えっと、ねぇ、これどうしよう」
 
KP2『一回の施行でMPは-4だから、別に問題はないけれど。
  早起きしたというのなら、朝5~6で起床したと考えて、現在時刻を正午にするのは
  どうだろう。それで+3ぐらいにはなるから』
 
KP1「うーん……うん、そうだね。そうしよう。じゃあ二回目やるよ」
 
PL2「え?」
 
PL1「まさかクリティカルか?」
 
 薬学 15/?? → ??
 
KP1「……………………………………えーっと?」
 
KP2『あとは帰宅後に回す。流石に三回調合は時間が無さそう』
 
PL2「……はい? 三回?」
 
KP1「……ここでクリティカル二回出してどうするんだろうね?」
 
PL4「ファンブルが続くことはよくあったように思うが……クリティカルが続くのは
  珍しいな」
 
KP1「後が怖いよ……じゃあ、黒羽はMPから-8。だけど、6時間経ったことにするから
  +3で、合計で-5だよ」
 
PL2「あ、あぁ、うん」
 
 黒羽 MP 13 → 8
 
PL3「これで、黒羽が作った粉は……現在の分に追加で32回分か」
 
PL1「合計48回分だな。それだけ全て持ち出すのはどうかと思うが、どうする?」
 
PL2「さ、流石に32回分は家で予備で置いとく、けど……わー、すっごい増えたなー」
 
PL4「……今回の<薬学>は、成長ロールに含まれるのだろう?」
 
PL1「そうだな。そこで失敗しなければいいが」
 
KP2『というかその前に、成長ロールまでたどり着けるように祈るべき』
 
KP1「クトゥルフ神話TRPGだからね、これ。
  さて、話を本筋に戻すけれど、合流した君たちは、もう昼時だからと全員で一緒に
  昼食をとることにした。場所については、二階にフードコートがあって、竜崎は
  そもそもそこに向かっていたのだから、わざわざ別のところに行く必要もない
  だろう。
  二階に行くには階段とエレベータがあるんだけど、君たちはなんとなくエレベーター
  に乗った。他に乗客のいないエレベーターは扉を閉じ、君たちだけを載せて、上昇
  を開始する。
  もうすぐ二階に到着する……というところで、突然、ガコン、という音が響いた。
  それと同時にエレベーターは止まり、内部の明かりが消えてしまった。
  ただ、暗闇の中、「開」というボタンの文字だけが光っている。
  そして、遠くから赤ん坊の泣き声が聞こえた。
  ……というわけで、行動どうぞ」
 
PL1「携帯でボタン周辺を照らして、電話ボタンを探す」
 
KP1「なら、見つかるだろうね」
 
PL1「押して呼びかけるとどうなる?」
 
KP1「反応はないね。……あ、天原は携帯開いたんだよね。それなら<目星>やろうか」
 
KP2『まずは天原だけ』
 
PL1「分かった」
 
 天原 目星 84/95 → 失敗
 
PL1「……ファンブル手前か」
 
PL2「ファンブルじゃないからセーフだって」
 
KP1「じゃあ、天原は何も気づけなかった。
  ……明かりができたから、全員<目星>ができるようになったけど、やる?」
 
PL4「その前に、津木が携帯で外に電話を掛けよう。電話ボタンの傍にでも、管理会社
  の電話番号があるだろう」
 
KP1「残念ながら、繋がらないね。
  不思議に思って画面を見てみれば、圏外になっていることが分かるだろう」
 
PL2「エレベーターに閉じ込められただけじゃない系かー……どうする?  ……一つ、
  押してくださいって言わんばかりに光ってるボタンあるけどさ、押す?」
 
PL1「そうだな……押してみるか。他に手も浮かばないしな」
 
KP1「押すんだね? なら、エレベーターのドアは音を立てて開く。
  ……そして、赤ん坊の泣き声が、少し大きくなったように感じるだろう」
 
PL2「……さっきから赤ん坊の泣き声が聞こえてるけどさ、これってつまり、どこかに
  赤ん坊がいるってことだよな。黒羽たちみたいに巻き込まれたのか?」
 
PL1「あるいは、スープの時の下僕と同じようなものかもしれないな。ここでは赤ん坊
  だが、実際は猫だとか」
 
PL3「同じ動物が出てくることがあるのか?」
 
PL4「動物の種類はさほど問題ではないだろう。……それで、扉が開いたそうだが、
  外はどうなっている?」
 
KP2『真っ暗だけど、奥の方に小さな光の点がある』
 
PL4「携帯のライトを外に向ければ少しは変わるか?」
 
KP2『それなら、エレベーターのドアと同様の幅・高さの通路があることが分かる』
 
PL4「これは……行くしかないだろうな」
 
KP1「全員エレベーターから出る?」
 
PL1「それで良いと思うが」
 
PL2「だよな。変な場所に来てるみたいだし、動かないと出れそうにないし」
 
PL3「スープの時と同じか?」
 
PL4「……後で、そのスープの時の話とやらを少し詳しく聞かせてはくれないか?」
 
PL1「断る」
 
PL4「……」
 
KP1「もうちょっと優しくしてあげた方が良いんじゃないかな……?
  ……全員出たところで、エレベーターの扉は閉まるよ」
 
PL2「外側に下三角と上三角の、エレベーター呼ぶときのボタンってあったりしない?」
 
KP1「しないね。あるのは閉まった扉だけ」
 
PL3「閉まったものは仕方がないだろう。先に進むぞ」
 
KP1「分かったよ。では君たちは、通路を歩いていくけれど……津木は、明かりを前に
  向けたままかな?」
 
PL4「だろうな。前方が見えなければ歩くのも困難だろう」
 
KP1「では、少し歩いた先で、君たちは足元に本が落ちていることに気付ける」
 
PL1「どんな本だ?」
 
KP1「厚さは辞書ぐらい。表紙は黒くて、そこに白い文字で「C」と書かれている。
  拾ってみる?」
 
PL1「そうだな、拾って開こう」
 
KP1「では、天原は本を手に取り開いてみた。すると、ページ部分がくり抜かれていて、
  そこにチーズのような四角い塊が入っていたよ」
 
PL1「取り出す」
 
KP1「柔らかいね。粘土みたいで、好きに形を変えられそうだ。食べてみる?」
 
PL2「食……っ!?」
 
PL1「いや……流石にこんな得体のしれないものを口に入れる気にはなれない」
 
PL3「というかそもそも、食べ物なのかこれは」
 
KP2『知りたかったら<博物学>か<電気修理>』
 
PL4「その技能のラインナップで『食べ物だ』というのは少々無理があるのではないか?」
 
KP2『探索者は知らないから』
 
KP1「それで、どうする? とりあえず振る?」
 
PL1「どちらも初期値は10%か……1%よりはマシだろうな」
 
PL2「やる気?」
 
PL1「成功はしないだろうが、やるだけやる、というやつだ。二人ずつで別れるぞ」
 
PL4「ならば、天原と黒羽で<博物学>、津木と竜崎で<電気修理>を振ろう。いいな?」
 
PL3「構わん」
 
 天原 博物学 10/52 → 失敗
 黒羽 博物学 10/33 → 失敗
 
 竜崎 電気修理 10/81 → 失敗
 津木 電気修理 10/79 → 失敗
 
PL2「予想通りっていうか、ファンブルが無くて安心っていうか」
 
KP1「じゃあ、誰も何も分からなかったね。四角くて、柔らかくて、粘土みたいに形を
  変えることができそうだ、っていうことを知っているだけだ」
 
KP2『拾った物はどうするつもり?』
 
PL1「持っていく。こんなところにあったんだ、何かしら使う場面はあるだろう」
 
PL2「で、また前に歩いていくんだよな?」
 
PL3「後ろに戻る必要はないな」
 
KP1「では、君たちは鉄の扉に突き当たる。丁度目線の高さに鉛筆が通る程度の小さな
  穴があって、エレベータのところから見えていた小さな光は、どうやらこの穴から
  漏れ出す光だったらしいと分かるだろうね。
  それと、赤ん坊の泣き声が聞こえるのはこの扉の向こうだとも分かる」
 
PL4「穴を覗き込むのに必要な技能は?」
 
KP2『無い。穴は小さいから、正面をざっと見るので精いっぱい』
 
PL1「天原が覗く。津木は<聞き耳>だな」
 
PL4「良いだろう」
 
 津木 聞き耳 65/85 → 失敗
 
PL4「……」
 
KP1「……えっと、津木は、扉の向こうの物音を聞こうと思ったんだけれども、想像以上
  に赤ん坊の泣き声が大きくて、上手く聞き取ることができなかった。
  それで、天原は穴をのぞき込んだんだよね」
 
KP2『それで分かる情報はこちら』
 
『・正面に見える壁に、紙が貼ってあること
 ・部屋の中央辺りにベビーベッドがあること』
 
PL2「そのベビーベッドに赤ん坊がいるってことか」
 
PL1「だろうな。扉に鍵はかかっているのか?」
 
KP1「いや、ドアノブを捻って押せば、あっさりと開くよ」
 
PL1「扉を開けて、部屋の中に入るぞ」
 
KP1「では、部屋の様子を伝えるよ。
  部屋はだいたい8畳ぐらいの大きさで、蛍光灯の明かりで内部は照らされている。
  部屋の中央には天原が見た通り、ベビーベッドが置いてある。周りの床一面に
  は本が散乱しているけれど、そのどれもが黒い装丁で、表紙には白色で一文字だけ、
  数字化アルファベッドが記されていた。
  ベビーベッドの下には段ボール箱が置いてある。正面の壁には一辺が50mぐらいの
  正方形の紙が貼られているね。探索者たちから見て右側の壁には、右手の手形の
  へこみが4つある。
  そして、探索者たちとベビーベッドの間に一つ、枕ぐらいの大きさの何かが、
  布にくるまれて落ちているよ」
 
KP2『ちなみに、赤ん坊の泣き声は部屋中に響いている。扉を挟んでいないからか、
  その声は耳を刺すぐらいには大きく聞こえている』
 
KP1「さて、それぞれ行動をどうぞ」
 
PL2「黒羽はベビーベッドに近づくかな。まずは赤ん坊を泣き止ませたい」
 
PL1「そちらは黒羽に任せて天原は布の方を見る」
 
PL4「津木はそうだな、床の本でも整頓するか。その上で本の確認をする」
 
PL3「ならば、竜崎は壁に貼られている紙とやらを確認に行く」
 
KP2『行動がばらけた』
 
KP1「だね。じゃあ順番に処理していこうか。まずは天原から。
  床にある布の包みについてだけれども、それには一枚のメモが貼ってあるよ」
 
KP2『内容はこれ』
 
『必ずしもこの布をあける必要はないが
 あけるならそれなりの覚悟をするように』
 
KP1「さ、どうする?」
 
PL1「……後に回す。この部屋を見て回って、情報が少ないと判断したら開けることに
  しよう。覚悟、という言葉が不吉だからな……どうせsanチェック案件だろう。
  蹴ったりしないように、壁際に動かしておくか」
 
KP1「あ。それって持ち上げるってこと?」
 
PL1「だろうな。持ち上げられないというなら、引き摺って動かすが」
 
KP1「その心配はないよ。持ち上げられる程度の重さだから」
 
PL1「ならば先に言ったとおりだ」
 
KP1「なら、それを持ちあげた天原は、それが7kgから8kgくらいの重さであると分かる。
  で、だ。ここで<幸運>で判定だよ」
 
 天原 幸運 55/85 → 失敗
 
PL1「……失敗したんだが」
 
KP1「……やっちゃったね?」
 
PL1「おい」
 
PL2「あ、これ失敗したら駄目だったやつだ」
 
KP1「……天原は、布にくるまれたそれを移動させようと、持ち上げた。だが、持ち
  上げる際に掴んだ場所が良くなかったのだろうか。ごろり、と、布の間からメロン
  ほどの大きさの何かが転げ落ちる。
  それが持っていたのは、血の気の引いた肌。持っていなかったのは、胴体。
  本来ならば首があるはずの場所の肉は削げ、白い骨がしっかりと見えている。
  大人のものよりも一回り、あるいはそれ以上小さなそれは、赤ん坊の頭部だった」
 
KP2『というわけでsanチェック。0/1d4』
 
PL1「……失敗しても発狂しないだけマシか」
 
 天原 sanチェック 51/32 → 成功
 
KP1「減少はなしだね。……ちなみに、布の中にはまだ何か残っているようだけれど?」
 
PL1「……毒を食らわば皿まで、だな。見るぞ」
 
KP1「では、中には、頭部のない赤ん坊の体があった。その胴体には、ボールペンの蓋
  ほどの大きさを持つ銀色の筒がついた、緑色の紐が巻きついているね」
 
PL1「その、巻き付いているものだけ回収して、頭部と胴体を壁際に寄せて、布でくるみ
  直す。……他の探索者が赤ん坊の死体を目撃したりは?」
 
KP1「うーん……そうだね、天原の方へ行くことがなければ、見えないことにして良いよ」
 
PL1「そうしてくれるとありがたいな」
 
KP2『次は黒羽。
  ベビーベッドの上には、クマの着ぐるみのようなベビー服を着た赤ん坊がいる。
  赤ん坊はベビーベッドの上で横になっていて、凄い勢いで泣いている』
 
PL2「じゃあ、とりあえず抱き上げる。こう、あやす感じで」
 
KP2『しかし赤ん坊は泣き止まない』
 
PL2「腹でも空いてんのかな。それともオムツとか? ……どっちにしろ持ってない
  けどさ。……あ、そうだ。下の段ボールに何か入ってないか?」
 
KP2『ガムテープで封がしてあるけれど、開ける?』
 
PL2「……さっきの天原の様子知ってると、ちょっと遠慮したくなるんだけどな……
  まぁ、sanチェックの後にアイテムもゲットできてたし、開けても何も無い、
  ってことだけはないって信じてみるか。ここ以外にありそうな場所なさそうだし。
  赤ん坊を抱いたまましゃがんで、段ボール箱を開ける」
 
KP2『では、黒羽は中身を確認できる。内容はこちら』
 
『・哺乳ビン
 ・未使用のおむつ(2枚)
 ・粉ミルクの缶(未開封)
 ・2リットルのペットボトル入りの水(未開封)
 ・赤ちゃんのおしりふき(未開封)
 ・ニッパー
 ・マッチ箱(マッチ12本入り)』
 
PL2「あ、ミルクもオムツもどっちもあんのか。けど……マッチとかニッパーって何?
  ……とりあえず、まずはオムツの方確認するか。綺麗だったら戻せばいいだけだし」
 
KP2『服を脱がせて確認する?』
 
PL2「ことになんのかな。まずは赤ん坊をベビーベッドに寝かせて、それから脱がす」
 
KP2『それなら、黒羽は赤ん坊に首輪が付けられていることが分かる。デジタルタイマー
  が付いている代物で、「60:00」と表示されている。……が、直ぐに「59:59」に
  変わり、「59:58」になり、さらに右側の数字が、57、56、と減っていく』
 
PL2「60分でタイマーかけてるってことか……。外せたりは?」
 
KP2『赤ん坊の頭をくぐらせるのは無理そう』
 
PL2「……これさ、60分経ったら絶対に赤ん坊が大変なことになるやつだよな?」
 
PL1「だろうな。……もしかすると、天原が見つけた死体が、時間切れになった赤ん坊の
  死体なのかもしれない」
 
PL2「……全力で阻止しないとな、うん」
 
KP2『話を戻す。
  赤ん坊の服を脱がして、オムツを確認したところ、汚れていることが判明する』
 
PL2「なら、オムツを交換する」
 
KP2『<知識>+30で判定なんだけど、黒羽の知識が80だから、自動成功。
  オムツは無事交換することができた』
 
PL2「赤ん坊は泣き止んだか?」
 
KP2『ベビーベッドに寝かせたまま?』
 
PL2「だろうな。換えてすぐだろうし」
 
KP2『なら泣き止んでいない』
 
PL2「……抱き上げたら?」
 
KP2『泣き止む。機嫌も良さそう』
 
PL2「ベビーベッド嫌いなのか? あ、ところでさ、この赤ん坊って生後どのぐらい?」
 
KP2『9ヶ月ぐらい。ハイハイはできる』
 
PL2「なら床に下ろしてみようか。津木の本の整頓は終わってる?」
 
KP2『ある程度はまとめられていると思う』
 
PL2「ならまぁ、大丈夫か。赤ん坊を床に下ろしてみる」
 
KP2『赤ん坊は壁の方へハイハイで向かっていく。正確には、壁に張ってある紙の方』
 
PL2「そっちに何かあんのかな? とりあえずついていくかな」
 
KP1「じゃあ、黒羽が壁に近づく前に、竜崎の行動を処理しようか。
  壁の紙に近づいて行った竜崎は、その内容を確認することができるよ。そこに書いて
  あったのは、オムツの換え方と、ミルクの作り方と飲ませ方だね」
 
PL3「<知識>で失敗しても、これを見ればどうにかなる、というわけか。他には何か
  書いてあるのか?」
 
KP1「何もないね。本当にそれだけ」
 
PL3「そうか。なら、手形のくぼみがあった壁の方に行く」
 
KP1「あっさり移動するなぁ……それでも良いけれども。
  壁には、先に描写したように、それぞれ違う大きさの、4つの手形のくぼみがある。
  そして……近づいたからこそ分かるのだけれど、その手形の上には人名が刻まれ
  ている。黒羽、津木、天原、そして……竜崎。
  何故こんな場所に自分たちの名前があるのか? これを見てしまった竜崎はそう
  思い、混乱し、恐怖を抱くだろう。
  というわけで、0/1でsanチェックどうぞ」
 
 竜崎 sanチェック 50/61 → 失敗
 san値 50 → 49
 
PL3「……竜崎の名前がある手形に、手を当てるぞ」
 
KP1「当てるのは右手だよ。全員これは同じだからね。
  それで、手を当てた後だけれど、後ろからズズズ、という音が聞こえてきた」
 
PL3「振り向くぞ」
 
KP1「見えるのは、ドアの傍でこそこそしてる天原に、オムツを換えている黒羽、あと、
  津木は、本のチェックをしてる、のかな? まぁ、ともかく、そんな感じの光景が
  見える。変なところはどこにもないように思えた」
 
PL3「注視するならば<目星>か?」
 
KP1「そうなるかな。どうぞ」
 
 竜崎 目星 46/99 → 失敗(ファンブル)
 
PL3「ファンブルか。この場合はどうなる?」
 
KP1「そうだね……音につられて振り向いた君だけど、見えた光景の中に変なものはない
  としか思えない。そんなわけがあるだろうかと不思議に思いつつも、視認できない
  のだから何もないのだろうと竜崎は思い込んだ。
  ……というわけで、竜崎は今後、音の正体を探るためには技能を使えない」
 
PL3「ならば、ここで竜崎ができることはもうないな」
 
KP1「じゃあ、津木の行動処理に移ろうか」
 
KP2『津木は本を整頓するという話だったけれど』
 
PL4「そうだな。雑多に散らばっている本を一つの場所にまとめたりして、少しでも動き
  やすいようにしている、といったところか。そのついでに、ざっと本を確認しよう」
 
KP2『それなら、まずは本について描写する。これは、整頓中に気付いた事柄とする。
  床に落ちている本は、どれも、先ほど通路で見つけた本にそっくりだった。黒い表紙
  と裏表紙で、どちらの面にも数字かアルファベットが一文字だけ書かれている。
  全ての本が同じ大きさで、辞書ほどの厚みを持っている』
 
PL4「ふむ。裏表紙にも何か書かれているのか……先ほど拾った本にも書いてあるのか?」
 
KP2『確認する?』
 
PL4「そうしたいところだが……今は誰が本を持っている?」
 
PL2「天原だろ。拾ってもっていくって宣言したのウイングだし」
 
PL3「となると、津木は天原に声をかけに行くのか?」
 
PL4「行くだろうな。天原が何を見つけたのか津木は知らないのだから、そこで迷う
  ことも無いだろう」
 
PL1「天原の傍に津木が来るようだが、どうする? 問答無用で死体を目撃か?」
 
KP1「その前に<幸運>かな。成功したら赤ん坊の死体を隠した後。失敗だったら終わる
  前で、死体を目撃してしまう。san値減少は同じでいいかな?」
 
KP2『それで良いと思う。<幸運>は津木のものを使用する』
 
PL4「……津木の<幸運>は35なんだが?」
 
KP1「あー……うん、頑張って」
 
 津木 幸運 35/8 → 成功
 
PL4「……っ」
 
PL2「おー、無言でガッツポーズしてる」
 
PL1「一番san値を減らしたくない探索者だろうからな。それで、天原の隠蔽工作の
  後にやってきたということで良いんだな?」
 
KP2『うん』
 
PL4「では、扉の横でごそごそとしていた天原に声をかけるぞ。
  「……何をしている?」」
 
PL1「ならば、立ち上がって布の塊を隠すとしようか。そのまま何食わぬ顔で応じるぞ。
  「いや、何でもない。それよりも何かあったか?」」
 
PL4「「何かを見つけた、というわけではないのだが、散らばっていた本がどれも、
   先ほど拾った本と酷似していてな……お前が今持っている本を少し確認したい」」
 
PL1「「そういうことなら構わないが」
  と言って、本を渡すか」
 
PL4「早速裏表紙を見るぞ。何と書いてある?」
 
KP2『「4」』
 
PL4「表がCで、裏が4か……同じ物があるかを調べるには?」
 
KP2『本について調べたいなら<目星>か<図書館>』
 
PL4「津木は本を整頓していただろう、それで少し探しやすくなることはないのか?」
 
KP2『じゃあ+10』
 
PL4「礼を言うぞ。では<図書館>で振ろう」
 
 津木 図書館 90/91 → 失敗
 
PL4「なっ……んだと……!?」
 
PL2「やっぱ90でも失敗するときはするんだな……」
 
PL1「それで、どうするんだこれは……天原が<目星>でもやるか?」
 
KP2『赤ん坊の死体を隠し終わっている状態だから、天原が津木についてきていて、本を
  一緒に調べていても不自然はないけれど。そうする?』
 
PL1「そうしよう。<目星>でも良いんだったな?」
 
KP2『そう。整頓してあるから、+10で振って良いよ』
 
PL1「分かった」
 
 天原 目星 94/73 → 成功
 
PL1「成功だな」
 
KP2『では、天原は三冊の本を発見する。裏表紙にも表表紙にも何も文字が書かれていない
  黒い本が一冊と、通路で発見したものと同じ本が二冊』
 
PL1「表紙がCで裏表紙が4の本か。中身も一緒なのか?」
 
KP2『同じ。四角い塊が入ってる』
 
PL4「……もう一冊の、黒い本というのは何が書かれているんだ?」
 
KP2『次の内容が書かれてる』
 
『▼爆発する粘土 x3
   火をつけるだけでは爆発しない。
   近くで他のものが爆発すると爆発する。
   威力は非常に強い。
 
 ▼爆発する輪 x1
   時間になると爆発する。
   威力は弱い。
 
 ▼導火線つきの雷管 x2
   導火線に火をつけると爆発する。
   爆発する粘土に刺して使うと効果的。
 
 ▼マッチ x12
   箱の茶色い面に箱の中身の赤い部分をこすることで火をつけられる。
    
 ▼赤ん坊
   頭のいい赤ん坊。』
 
PL2「…………時間になると爆発する輪」
 
PL1「それが何なのかは何となく察せられるからひとまず置いておくとして……爆発する
  粘土、というものがあるが、これはもしかすると四角い塊のことか?」
 
PL4「数は現状合っているがな。導火線付きの雷管、は何だ?」
 
PL1「紐が付いている物体は持っているが……これだとしたら、天原が危険物を保持し
  過ぎているような気がする」
 
PL2「火がないからセーフじゃないか?」
 
PL3「赤ん坊は頭が良いのか」
 
PL4「探索者の言葉ぐらい容易に理解できる……というのは流石に無いか」
 
KP1(探索者の命令を聞けたりするから、実際そのぐらいの知能ありそうだよね……)
 
KP2『そろそろ時間を合わせる。この時点で全員の行動処理が済んだということで』
 
KP1「だから現在は……天原と津木が本をまとめた所にいて、黒羽は紙の方へハイハイ
  していく赤ん坊を追いかけている。竜崎は手形のくぼみの傍、と。
  どうする? 一度集合しておく?」
 
PL1「知りえた情報は伝え合うべきだろうな。黒羽と竜崎を呼び寄せるぞ」
 
PL2「じゃあ、赤ん坊の方を気にしながら二人の所に行く。何か危ないことしてたら
  直ぐに走り寄って行ける感じで」
 
PL3「竜崎も二人の所へ行こう」
 
KP2『竜崎がくぼみから手を放した時に、ズズズ、という音がまた聞こえた』
 
PL3「だが、竜崎はもうその音について調べられないんだろう。無視して集まるぞ」
 
PL4「全員で集まったところで今まで知りえた情報を交換しよう」
 
PL1「当然だが、赤ん坊の死体のことは伏せておくぞ。あの布を開けるなとは言っておく
  が」
 
KP1「では、それぞれ情報交換ができた、と」
 
PL2「話し終わった後、赤ん坊はどんな感じになってる?」
 
KP1「貼り紙の下あたりで、壁をぺたぺた叩いてる」
 
PL2「先に進みたい、って感じか。でも行き止まりだからなー。とりあえず苦笑しながら
  赤ん坊を抱き上げに行く」
 
KP1「赤ん坊は大人しく抱き上げられるよ」
 
PL1「先ほどまでの泣き様が嘘のようだな」
 
PL4「落ち着いているのは良いことだ。……それで、次は竜崎が見つけた手形の壁にでも
  行ってみるか?」
 
KP1「行くの? だったら、こんな場所に刻まれている自分たちの名前に対して恐怖を
  覚えるから、一度見た竜崎以外の三人は0/1でsanチェックだよ」
 
PL2「……まぁ、行かないでいるってわけにもいかないだろうしなぁ」
 
PL1「多少は仕方がない、ということにしておくとしよう」
 
 天原 sanチェック 51/36 → 成功
 黒羽 sanチェック 79/69 → 成功
 津木 sanチェック 37/65 → 失敗
 
 津木 san値 37 → 36
 
PL4「予想の範囲内だな。……津木は自分の名前の所のくぼみに手を当てるぞ。
  右手だったな?」
 
KP1「うん、そうだね。右手で合ってるよ。
  では、津木はくぼみに手を当てた。すると竜崎の時同様に音が聞こえてきたね。
  他の三人はどうする?」
 
PL1「同じ様に右手をくぼみに当てる」
 
PL2「黒羽も」
 
PL3「同様だな」
 
KP1「全員くぼみに手を当てたんだね。
  それぞれが手をくぼみに当てるたびに、ズズズ、という音が聞こえてきた。最後の
  一人である竜崎が右手を当てた時も音は聞こえたけれども、その音は今まで聞いた
  ものよりも大きいように感じたかもしれない。となれば、振り向くよね?」
 
PL1「振り向かない理由がないだろうな」
 
KP1「では、探索者たちは振り向いて、手形のくぼみの壁の対面の壁が、左右に割れて
  いる光景を目にするよ」
 
PL4「割れた先は?」
 
KP1「通路だね。幅が1mぐらいで、奥行きが3mぐらい。通路の奥の下の辺りに、メモが
  貼ってあるのが見えるけれど、ちょっと遠いから内容までは分からない」
 
PL3「メモを取りに行く」
 
KP1「それはくぼみから手を放すということだよね。それなら、また音を鳴らしながら
  割れ目が閉じていくね。竜崎は通路に入れない」
 
PL2「全員が手をくぼみに当てっぱなしにしてないと、通路は開けない……と。あれ、
  あのメモ取るの無理じゃね?」
 
PL1「誰かの右腕をもぎ取るか?」
 
PL4「洒落にならん提案は止めろ」
 
PL3「赤ん坊は頭が良いんだろう? 頼めばどうだ?」
 
PL2「え、いや、それは赤ん坊に対して無茶振りしてるような気がするんだけど」
 
PL4「頭が良いと言っても、妙な行動はしない、という程度ではないのかと私も思うの
  だが」
 
PL1「試せばいいだろう。天原は赤ん坊に、あのメモを取るように言おう」
 
PL2「えっと……じゃあ、黒羽は、赤ん坊を床に下ろしてみる」
 
PL3「竜崎はもう一度、くぼみに手を当てるぞ」
 
KP1「なら、再び開いた通路の方に赤ん坊はハイハイで向かって、奥のメモを取って、
  戻ってくるよ」
 
PL2「……9ヶ月って、結構色々分かるんだっけ?」
 
PL4「どうだっただろうな……」
 
PL1「この赤ん坊はできるんだという認識にしておけ。現実は知らん」
 
PL3「それで、メモの内容はどうなんだ」
 
KP2『それはこちら』
 
『-赤ちゃんはベッドが大嫌い-』
 
PL2「……知ってる情報だな?」
 
PL1「他にはないのか?」
 
KP2『<目星>でも振る?』
 
PL1「あぁ、そうしようか」
 
 天原 目星 84/48 → 成功
 
KP2『天原はメモの裏面にこう書いているのを発見した』
 
『-赤ちゃんは異形の者とも仲良し-』
 
PL2「異形と仲良しな赤ん坊?」
 
PL4「普通ではない、というか……」
 
PL1「……どうやらその赤ん坊は現実の赤ん坊とは全然違うものらしいな。それはそれ、
  これはこれ、という気持ちでやっていくと良いんじゃないか?」
 
PL3「ところで、これはつまり化け物が出てくるということか?」
 
PL2「だからって戦闘できるとは思うなよ?」
 
KP1「……さ。これからどうする?」
 
PL2「あ、一度赤ん坊のタイマー確認したい。残りどのぐらい?」
 
KP1「そうだね、だいたい45分ぐらいかな」
 
PL4「時間制限を忘れないように行動しなくてはな」
 
PL1「しかし、その行動が今のところ思いつかないな。めぼしい物は調べたと思ったん
  だが……いや、ベビーベッドがまだか?」
 
KP1「そこなら<目星>だね」
 
PL3「壁の貼り紙も見ただけで終わっていたが、そういうことならそれも確認した方が
  良いのか?」
 
PL2「かもな。えっとじゃあ、二人ずつで分かれてやる?」
 
PL4「ここでまとまっておく必要もなさそうだからな。<目星>の値で組み分けは決めるか」
 
PL1「ならば天原と黒羽が分かれるとして……よし、天原が竜崎と貼り紙を見に行く」
 
PL2「じゃあ、黒羽と津木でベビーベッドか」
 
KP1「決まった? なら、まずはそうだな、ベビーベッド組から行こうか」
 
KP2『<目星>どうぞ』
 
 黒羽 目星 66/90 → 失敗
 津木 目星 31/47 → 失敗
 
PL2「こうなるんじゃないかな、と、ちょっと思ってはいた」
 
PL4「同感だ」
 
KP1「あはは……それじゃあ、今度は貼り紙だね。<目星>どうぞ」
 
 天原 目星 84/97 → 失敗(ファンブル)
 竜崎 目星 46/57 → 失敗
 
PL3「全滅か」
 
PL1「全滅だな……そしてファンブルを出したわけだが、この場合どうなる?」
 
KP1「竜崎と同じ処理にしようか。貼り紙に対して天原はもう技能を使えないよ」
 
PL2「えー……っと、で、どうする? <目星>対象入れ替えて、もう一回やっとく?」
 
PL1「まぁ、それもいいだろうな」
 
KP1「やる? なら、まずはベビーベッドの方からどうぞ」
 
 天原 目星 84/47 → 成功
 竜崎 目星 46/75 → 失敗
 
PL1「成功したぞ」
 
KP1「なら、天原はベッドとシーツの間にメモを発見するよ」
 
KP2『内容はこちら』
 
『-赤ちゃんには優しく話しかけてください。
  たとえば「右手をあげて」と言ってみましょう。-』
 
PL3「これで何になるんだ?」
 
PL1「……言う通りに動くから試してみろ、ということかもしれないな。これで、言う
  通りに赤ん坊が動くことを確かめさせて、後の行動に役立てろということかも
  しれない。……このメモに<目星>は?」
 
KP2『可能』
 
PL1「振るぞ」
 
PL3「竜崎もだな」
 
 天原 目星 84/97 → 失敗(ファンブル)
 竜崎 目星 46/3  → 成功(クリティカル)
 
PL2「なんかすっごく面白い結果出たな?」
 
KP1「これは……ファンブルをクリティカルで打ち消して、普通の失敗と成功と見よう。
  それでいいかな」
 
PL3「構わんが」
 
PL1「……悪い」
 
KP2『では、天原たちはメモの裏面の内容を見る』
 
『-赤ちゃんは何でもできるわけではありません。
  たとえば「立ちあがって」と言ってみましょう。-』
 
PL1「何でも言えば叶うわけではない、と」
 
KP1「ベビーベッドはそんな感じかな。じゃあ、貼り紙の方に行こうか。<目星>どうぞ」
 
 黒羽 目星 66/4 → 成功(クリティカル)
 津木 目星 31/7 → 成功
 
PL2「え、マジでか」
 
PL4「……津木も成功できたぞ」
 
KP1「二人ともおめでとう。えっと、じゃあ、そうだな……二人は貼り紙が捲れている
  部分を発見した。そのまま剥いでみる?」
 
PL2「まぁ、べりっとやるだろうな」
 
KP1「なら、二人は貼り紙が貼られていたのが壁の上ではなくて、窓の上であることを
  知るだろうね。さらに、クリティカルを出したから、黒羽は貼り紙の裏の文面に
  気付いたことにするよ」
 
KP2『これが内容』
 
『-異形の者はエレベーターには入れない-』
 
PL2「……でも、エレベーター閉まったよな?」
 
PL1「エレベーターから外に出ないのが正解だったのか?」
 
PL2「それは流石に無いと……え、無いよな?」
 
KP1「それはボクの口からは何とも」
 
PL4「話を切って済まないが、窓、というのはどのようなものなのか教えてくれないか?」
 
KP1「あ、ごめんね。窓は普通のガラス窓で、大人がギリギリ通れるかな、てくらいの
  大きさ。厚みはそんなにないから、殴ったり蹴ったりしたら割れるんじゃないかな」
 
KP2『それで、津木は窓の向こう側を覗く?』
 
PL4「……天原に任せようか」
 
PL1「賢明だな。天原が中を覗くぞ」
 
PR

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字(絵文字)