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⑭夢を現実にするために・二日目(チームA)

チームAの二日目です。読み始めるときはチームAの一日目からどうぞ。






PL3「KPはまだか?」
 
PL6『多分、そろそろ戻ってくるんじゃないかと』
 
PL4「では少し、これからの事も改めて話しておくか」
 
PL1「これからのこと、か。……調査をするにもとっかかりがな。いっそ、天原たちも
  ドリームランドに向かうか?」
 
PL3「方法は分かるのか?」
 
PL1「今はさっぱりだが、調べれば何か出る可能性はあるだろう」
 
PL6『そういう合流方法を取るのも選択肢の一つだけど、最終手段だと思う』
 
PL4「ドリームランドについて調査するのはどうだ? 一応、何か、黒羽や井砂たちが
  目覚めるのを妨げるものが無いかを探すという話だっただろう。それに関する
  話が見つかるかもしれない」
 
PL1「問題はどう探すかだが……いや、できるのはそれぐらいか」
 
PL6『火谷は高校で「眠り病」って呟いた人を探そうと思う』
 
PL4「あぁ、それは良いな。恐らく、その人物は何かしらの情報を持っているだろう。
  では、津木は再び病室を訪れてみようか。何かしらの変化があるかもしれない」
 
KP1「戻ったぞ」
 
PL3「あちらはどうだった?」
 
KP1「いたって平和だったな。ダイズを振る機会もさほどなかったし、クリティカル
  二連は流石に無かった」
 
PL4「……だからすまなかったと」
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
KP1「では再開しよう。二日目だ。まずは……」
 
 KP
 ??? ??/?? → ??
 ??? ??/?? → ??
 ??? ??/?? → ??
 
KP1「ふむ……まぁ、セーフか」
 
PL1「おい、セーフとは何だ。何を判定している?」
 
KP1「それについてはノーコメントだな。
  さて、改めて二日目の朝だ。どうする?」
 
PL6『それについてだけど、まずは高校が休みかの確認がしたい』
 
KP1「あぁ、それなら……一日目が水曜日という事にしようか。この日は木曜日で平日だ。
  言っておくが、金曜日も平日だからな。
  そういうわけだから、火谷は高校での行動が一回と、放課後の行動の一回、計二回の
  行動ができることとしよう。大人組は……仕事のことは今回は考えないことにするか。
  全員、朝・昼・晩で一回ずつ行動ができることにするぞ」
 
PL6『分かった。じゃあ、火谷は高校に行く。高校では、一日目で「眠り病」って言葉を
  言った人を探したい』
 
PL4「津木は、朝は病院に再度行こうかと思っているんだが、面会は許可されるか?」
 
KP1「一日目で許可を出したのだから、まぁ、二日目も良しとしようか」
 
PL1「天原は……まずは、津木についていくか。もう一度<言いくるめ>をするぞ」
 
PL3「……天原も津木も病院か。それなら、竜崎もついていこう」
 
KP1「それでは病院側から処理しようか。
  天原、竜崎、津木の三人は、昨日も訪れた病院に到着した。天原と竜崎が病院の
  ロビーで待機、津木は面会を希望し許可される、と。
  天原も許可されるか、一日目と同様に<言いくるめ>から-50で判定してくれ」
 
 天原 言いくるめ 15/84 → 失敗
 
PL1「……駄目か。大人しく竜崎と待機しておく」
 
KP1「面会は津木だけだな。
  では、昨日対応してくれた男性が、この日も津木を黒羽・井砂のいる病室へと
  案内してくれるだろう。そんな彼の表情は、昨日よりも曇っている」
 
PL4「事態が好転しないのだろうな……」
 
PL1「現代医学で解決できる問題ではないんだろう」
 
KP1「さて。津木は男性の案内で病室に辿り着く。昨日は一つ空いていたベッドも、
  この日は全て埋まっているな」
 
PL6『好転どころか悪化してる』
 
PL4「顔も曇るわけだな……何か変化はないか?」
 
KP1「それについてなんだがな、津木と男性が病室内に入ってすぐに、眠っている六名の
  内の一人が、急に飛び起きる」
 
PL4「……誰だ? 黒羽か井砂か?」
 
KP1「残念ながら違うな。昨日確認した時は、黒羽と井砂以外だと、三人他に眠っていた
  人物がいただろう。そのうちの一人で、男性だ」
 
PL1「……様子は?」
 
KP1「酷く疲れている。飛び起きた後、ぐったりとした様子でベッドに倒れ込むだろう。
  ……これを見た後、津木を案内してくれていた男性が慌てて、目覚めた男性の方へ
  駆け寄っていくだろう。「津木さん! すみませんが退室してください!」
  という置き言葉つきだろうな」
 
PL4「これは、ここに居続けるわけにもいかないだろうな。病室から出よう。
  ロビーで天原と竜崎と合流するとして……このまま病院内にいることもないか。
  病院から出るか?」
 
PL1「そうするか。先ほどの騒動については、また時間をおいて話を聞きに来るという
  ことで良いだろう。少なくとも今すぐ情報は得られないんじゃないか?」
 
PL6『病院側もてんてこ舞いだと思うし、話を聞いてもらう余裕はないかと』
 
PL4「では、病院から出るとしようか」
 
KP1「ふむ。ならば、その前に全員<聞き耳>を振ってもらおうか」
 
 天原 聞き耳 75/50 → 成功
 竜崎 聞き耳 28/6  → 成功
 津木 聞き耳 65/48 → 成功
 
KP1「全員成功か。ならば、三人は合流したあたりで、こんな会話を耳にする。
  一人の大人しそうな中年の男性と、受付の女性の会話だな。
  「こんにちは、夢子の様子を見に来たのですが」
  「あぁ、刻野さん。すみません、今は病室への一般の方の立ち入りは禁止されて
   おりまして。申し訳ないのですが、お通しはできません」
  「何かあったんですか?」
  「……おひとり、目覚められた方がいるんだとか。詳しくは私も知りませんが」
  「……そうなんですか!? ……いえ、そうですか、分かりました。また明日来ます」」
 
PL1「天原たちと同じ立場の人物、か?」
 
PL4「夢子、ということは女性なのだろうから、病室にいる五人……いや、今は六人だな。
  その中で一人ほど女性がいたが、彼女がそうなのか?」
 
PL3「話でも聞くか?」
 
PL4「そうだな。何か情報が仕入れられるかもしれない」
 
KP1「では、天原、竜崎、津木は『刻野』と呼ばれた男性に声を掛けるということで良いな?」
 
PL4「あぁ。「すみませんが」と、受付から離れたタイミングで声を掛けよう」
 
KP1「声を掛けられた男性……刻野は、怪訝そうな顔で津木を見るぞ。
  「……私に何か?」」
 
PL4「「いえ……申し訳ないのですが、先ほど受付の女性とされていたお話を聞いてしまい
   まして。できれば何か、話を訊ければと……我々も、知人が目を覚まさなくなったので」」
 
KP1「「……あぁ、成程。そういうことですか。……すみませんけれど、特に話せることも
   無いですよ。夢子が目覚めなくなる前に、あの子に何かがあったかというとそんな
   こともありません。いたって普通でした」」
 
PL4「「前兆は無かったと?」」
 
KP1「「そういうことですね。……じゃあ、そういうことで」
  そう言い残し、刻野は津木の横をすり抜けて足早に去って行ったな」
 
PL4「特に情報は無しか。……もう少し話を聞きたかった、とは思うが」
 
PL1「同感だな。翌日にこの病院で待ち伏せるか」
 
KP1「……それで、この後は全員、帰宅するのか?」
 
PL4「帰宅で良いのではないか? このまま行く場所もないだろう」
 
PL1「そうだな。帰って適当にドリームランドについて調べるか」
 
KP1「では、大人組は全員帰宅したと。……ついでに昼の行動も判定しておくか。
  天原、竜崎、津木の三名は何をする?」
 
PL1「ドリームランドについての調査でもするか。似たような事象が無いか確認だ」
 
PL4「全員でするか?」
 
PL3「構わないが」
 
KP1「ドリームランドについての調査か。そうだな……<図書館>の値に<クトゥルフ神話>
  の値を足して、その上で-50で判定してもらおうか」
 
PL1「……-50となると、津木だけじゃないのか、判定できるのは」
 
PL3「他の事を調べるか?」
 
PL1「他……刻野の住所でも調べてみるか?」
 
KP1「それなら<幸運>で振ってもらおうか」
 
PL4「津木はドリームランドについて調べよう。何かネットに情報は無いか、と」
 
 津木 図書館+クトゥルフ神話 43/21 → 成功
 
 天原 幸運 28/87 → 失敗
 竜崎 幸運 18/95 → 失敗
 
PL3「失敗だな」
 
PL6『ファンブル一歩手前なんだけど』
 
PL1「幸運は二人とも失敗、図書館とクトゥルフ神話は成功か」
 
PL4「どんな情報が出る?」
 
KP1「不思議な夢の内容を記した記事をいくらか発見するな。津木は何となく、
  それらが『ドリームランドに関する記事である』と察することができるだろう。
  それらの記事の一つに、現実の体ごと夢の世界へやってきた人に会った、という
  内容のものがある。記事の筆者はあまり信じていないようだがな。
  ……ちなみに、この筆者の記事は五年前からぱたりと止んでいる」
 
PL4「……まぁ、色々あるんだろう」
 
PL1「その色々がかなり気になるところではあるがな」
 
KP1「では、続いて、高校の方に移ろうか。火谷は「眠り病」という言葉を口にした人物を
  探すんだったな」
 
PL6『うん。技能はいる?』
 
KP1「いや、要らないな。クラスメイトに聞き込みをすれば、直ぐに該当の人物が誰なのか
  は直ぐに分かるだろう。……火谷はあまり交流のない男子生徒だ」
 
PL6『じゃあ、その彼に話しかけて「眠り病」って何かって訊く』
 
KP1「男子生徒は、井砂が倒れるところを見ているし、火谷が井砂と親しいことも知って
  いるからな。同情的な表情を浮かべながら答えてくれるだろう。
  「俺の家の近所で、突然倒れた人がいたんだよ。俺は伝え聞いただけだから詳しくは
   知らないけど、何でもその人、それからずっと目覚めないで眠り続けてるんだって。
   原因は不明だし、そもそも病気なのか何なのかもわからない。だから、近所の
   人たちはその症状の事を、「眠り病」って勝手に名付けて呼んでるんだよな。
   井砂の時は、聞いた話と同じ状況だったから、つい、口からぽろっと出たんだ。
   ……刻野も井砂も、早く起きねーかなぁ」」
 
PL3「刻野?」
 
PL1「先ほど出てきた名前だな」
 
PL6『「刻野?」って訊こう』
 
KP1「「近所の、女子高に通ってるやつだよ。刻野夢子。こいつがさっき言った「突然
   倒れた人」ってやつ。俺はあいつとあまり仲良くはないんだけど、たまに地域の
   集まりがあると少しだけ会話したりする。……まぁ、隣人ってやつ?
   友人ってほどじゃないけど、やっぱ、知り合いが起きないのは心配だろ?」」
 
PL6『「分かるよ。同じことがあったら、同じように考えると思う」』
 
KP1「「……だよな。でも、刻野の親父さん、あまり心配してなさそうなんだよな。
   自分の娘が全然起きなくなったのに、堪えた様子がこれっぽっちもないんだって」
  ……といったところで、火谷は<幸運>を振ってくれ」
 
 火谷 幸運 40/91 → 失敗
 
PL6『駄目だった』
 
KP1「失敗か。なら、男子生徒の話はそこまでだな。これ以上、彼が話せることは無い」
 
PL1「……刻野(父)から詳しく話を聞く必要が出て来たか?」
 
PL6『かも。何か知っている可能性がある。ただ、本当は仲が悪かった、というのも
  有り得るから確認しないと。
  男子生徒に、刻野家がどのあたりにあるか訊いたら教えてもらえる?』
 
KP1「あぁ。それなら男子生徒も教えられるな。ノートの一部を破いて、そこに住所を
  書いて渡してくれるだろう」
 
PL6『ありがたくもらう』
 
PL1「住所の問題は解決したか。なら、火谷から住所が渡った時点で突撃可能だな。
  ……この日のうちに突撃するか?」
 
PL4「大人組の行動は、あとは夜だけだろう。そこで突撃するつもりか?」
 
PL6『突撃するなら、翌日に突撃で良いんじゃないかと。朝に病院に行って、その後の昼の
  行動ぐらいで。そうすると、火谷は一緒に行けないけど』
 
PL1「その辺りは三日目の朝、病室に行った時にどう変化しているか次第だろうな。
  目覚めた男の話も聞いておく必要もある」
 
PL3「では、夜はどうするんだ?」
 
PL6『電話とかで情報共有しつつ、待機?』
 
PL1「そんなところだろう」
 
KP1「それなら、こちらは翌日に時間を進めるとしようか。
  ……では、別室に行ってくる」
 
PL4「行ったり来たりで大変だな……」
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