オリジナルです。今回はチーム分けて探索してます。
今回のキャスト
KP1：トールギスⅢ
PL1：ウイング PL2：デスサイズ PL3：ナタク PL4：エピオン
L5：サンドロック PL6：ヘビーアームズ
PL1「……？ デスサイズとサンドロックがいないな？」
PL3「今回はこの四名でやるのか？」
KP1「あぁ、今回のセッションは二組に分かれ、交互に探索を行っていくという風に
しているからな。二人とも参加はしているがこちら側の組ではない。別室で待機して
もらっている」
PL6『視点分け？』
KP1「と、いったところか。進め方次第では合流も有り得るし、最後まで同じ組で探索
することもないかもしれない」
PL4「前回のセッションで粉を使用してしまったんだが、その補充はしてあるということ
で良いのか？」
KP1「その辺りは打ち合わせ済みだ。良いということになっているから、津木は粉を二つ
持った状態で探索をしても問題ない」
PL6『ところで、<精神分析>どうなってる？ 火谷は31あるけど』
PL1「天原は45だったか」
PL3「竜崎は振ってないぞ」
PL4「同じく、初期値だな」
PL1「……発狂だけは避けたいところだな」
PL4「……そういえば、今回、前セッションで発生した不定はどうなる？ 前回の様に、
セッションの最初から不定を抱えたままというのは遠慮したいのだが……」
PL6『あれはハラハラしたからね』
KP1「その件については安心してくれて良い。今回の話は、前回の話からだいたい半年後
のことになっている。だいたい6月初旬ぐらいだな」
PL3「不定は全て解除か」
PL1「それはありがたいが……前の事件からかなり間が空いたな」
KP1「私が言うのも何だが、今までが怒涛過ぎただけだと思うぞ。
……ついでに、不定の狂気に陥った探索者の治療結果を判定しておこうか。
不定が二重の場合は……それぞれに振ってもらうこととしよう。
まずは竜崎からだな。健忘症で2ヶ月だったから……1d100を二回か」
竜崎 治療 1d100 → 9,52 二回成功
KP1「二回とも成功だな。しっかりと治療を受けることができたんだろう。
それと、2d3ほどsan値を回復させてくれ……と言いたいところなんだが、
竜崎はすでに初期san値以上のsan値だな。回復は無しだ」
PL3「そうか」
KP1「続いて津木だが……先に<幸運>を振ってくれ。フェティッシュの方の不定の狂気に
医者が気付けたがの判定だ」
PL4「津木の<幸運>は低いんだがな……」
津木 幸運 35/53 → 失敗
PL4「……失敗したんだが。これは治療は受けられなかったということか？」
KP1「そうなるな。だから治療ロールは行わないが、不定の解除はするから安心しろ。
津木の一つ目の不定の方は……恐怖症で5ヶ月か。1d100を五回だな」
津木 治療 1d100 → 13,18,35,73,58 五回成功
KP1「ふむ。竜崎同様、しっかり治療してもらえたようだな。
津木の方は、san値は32か……なら、san値初期値の35まで回復してくれて構わない」
PL4「3回復か……少しでも上げておきたいからな、感謝する」
津木 san値 32 → 35
PL6『最後は火谷だね。多弁症で1ヶ月だよ』
KP1「なら、1d100は一回か」
火谷 治療 1d100 → 85 成功
KP1「成功だな。こちらの組は全員、よく治療を受けれたらしいな」
PL6『良かった。でも、回復は無いんだよね』
KP1「そうだな。火谷も現状で初期san値を上回っているから、回復は無しだ。
……あぁ、そうだ。ここで全員PCの年齢を１増やしておいてくれ。一番最初の
セッションから今回のセッションの開始までに、一年は経過したからな」
PL4「全てのPCの年齢を一括で処理するのか。……まぁ、それぞれのPCごとに管理するのは
骨が折れそうではあるが」
KP1「そいういうことだ。話の中で一年経過したあたりで、全員まとめて年齢を増やす
ことにしようと思っている。誕生日はそれぞれ異なるだろうが、それはそれだ」
PL6『ということは、火谷と井砂は進級したのかな。坂原も』
KP1「そういうことだな。これから三人は受験生だ」
PL1「受験勉強で忙しい高校生を面倒な事件に巻き込むのか」
KP1「神話生物関係者がその辺りの事情を汲んでくれるとは思えないのでな。
進級した火谷にはEDUを上げるチャンスがある。INT×5で成功したら、
EDUを1増やして良いぞ」
PL6『EDUが増えたら技能に振れるポイントももらえるよね？』
KP1「もらえるな」
PL6『振る』
火谷 INT×5 75/79 → 失敗
KP1「失敗か……なら、成長は無しだな」
PL6『……地味に悲しい』
PL4「ま、まぁ、こういうこともあるだろう。そう気を落とすな」
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KP1「それでは始めようか。
『白蛇の家』での事件から半年以上が経過し、今は6月の初旬ごろだ。
探索者たちは半年間の間、不定の狂気に陥った者はそれを治しつつではあるだろうが、
平穏な日々を過ごしていたことだろう」
PL1「それがこれから崩れると」
KP1「クトゥルフだからな。
さて、導入だが……今回は火谷から始めようか」
PL6『珍しい。だいたい最後なのに』
KP1「三年に進級した後も、火谷は、井砂や坂原と同じクラスだったとしよう。
高校の教室で昼休み、その三人組で一緒に昼食を取っていたとしようか」
PL6『予定がなければ毎日一緒かな。色々事件に巻き込まれた仲間だし、仲は良いと思う』
PL3「団結力はありそうだな」
KP1「そんな中、突然井砂が倒れる」
PL4「……は？」
PL6『井砂が？』
KP1「井砂がだな。直前まで普通に昼食を取り、二人との会話に微笑んでいた彼が、
動力の供給を絶たれたロボットの様に、座っていた椅子から床に倒れ落ちる。
前触れは無い。本当に突然だ」
PL6『駆け寄ってしゃがんで肩を掴んで揺する。声もかける』
KP1「反応は無いな。……坂原も、火谷にやや遅れて、井砂の傍らにしゃがむだろう。
「火谷、井砂どうした！？」」
PL6『「分からない。何の前触れもなかったし……坂原は先生呼んできて！」』
KP1「「……分かった！」と言って、坂原は教室を駆け出て行く。
……教室の中は騒然とするだろうな。突然クラスメイトが倒れてしまったのだから」
PL6『井砂が倒れているから、あまり周りに意識を向けられないと思う。
とりあえず、井砂を寝やすい体制にしておく。呼吸が妨げられない寝かせ方って
あったよね？』
KP1「あったな。<知識>でも振るか？ ……いや、良いか。できたということにしよう。
代わりというわけではないが、<聞き耳>を振ってみてくれ」
PL6『分かった』
火谷 聞き耳 55/12 → 成功
PL6『成功した』
KP1「では、火谷は、クラスメイトのざわめきの中から、「眠り病」という単語を拾うな」
PL6『「眠り病」？ 火谷は知っている？』
KP1「<知識>の半分で振ってくれ」
火谷 知識 13/97 → 失敗（ファンブル）
PL6『やらかした』
PL4「やらかしたな……」
KP1「ここでのファンブルは……そうだな。削るか。
火谷は「眠り病」という言葉に、一切の心当たりが無かった。しかし、知らない
ながらも……いや、知らないからこそ、その言葉から何か恐ろしいものを感じて
しまったのだろう。ぞわり、と嫌な予感が背筋を走った。
……ということで、0/1でsanチェックだ」
火谷 sanチェック 61/88 → 失敗
san値 61 → 60
PL1「早速減ったか」
PL6『いきなり、目の前で、井砂が倒れたから。火谷としては相当ショックだったのかも』
KP1「この辺りで、坂原が担任を連れて教室に戻ってくるな。
……その後は、担任によって救急車が呼ばれ、井砂は病院に運ばれていった」
PL6『心配』
KP1「続いて……津木の描写に移ろう。井砂が倒れた時間から二、三時間ほど後の話だ。
津木の携帯に知らない番号から連絡が入る。出るか？」
PL4「……出よう」
KP1「では、通話ボタンを押すと、携帯から知らない男性の声が聞こえてくるな。
「津木様のお電話でよろしいですか。私、××病院の者なのですが」」
PL1「××病院？」
KP1「探索者たちの地域にある大病院だな」
PL4「そこから何で電話がかかってくる？
「えぇ、私は津木ですが……何の御用でしょうか」」
KP1「「黒羽という方が現在、私共の病院に運び込まれまして。黒羽様のご両親に連絡
させていただきましたところ遠方におり、こちらにこられないとの返答を
いただきまして……代わりに、こちらの電話に連絡を、とのことでして。
黒羽様とは、お知合い、でしょうか？」」
PL4「……あぁ、この流れはもう、分かるな」
PL1「火谷の話の後だとな……」
PL3「……黒羽も、か？」
PL6『十中八九』
KP1「おおよそ予想通りだろうな。それで、津木はどう返す？」
PL4「そうだな……。
「えぇ、幼馴染のようなものです。それで、黒羽はどうして病院に？」」
KP1「「詳しくは病院の方でお話ししたいのですが、この後はお時間はどうでしょうか？」」
PL4「「分かりました。直ぐに向かわせていただきます」
……といったところで通話終了か。天原と竜崎にも連絡を入れるぞ。一緒に行くか？
といった具合に」
PL1「行くに決まっているだろう」
PL3「断る訳がないな」
KP1「全員、仕事は……まぁ、良いか。仕事については後回しにしても問題なかったり、
抜け出しても支障が無かったりしたということにしよう。
それで、大人組は全員病院に向かうと」
PL6『火谷は井砂の運ばれていった病院に行けない？』
KP1「放課後、担任にどの病院に運ばれていったか確認を取ってからなら行けないことは
無いだろうな。その場合、坂原もついていくが」
PL6『それは大丈夫』
KP1「では……天原・竜崎・津木の大人組と、火谷と坂原の高校生組は、病院のロビーで
ばったりと出くわすな」
PL1「予測はついていたが、二人とも運び込まれた病院は同じか」
PL4「話しかけるか。
「……二人とも、どうしてここに？」」
PL6『「井砂が倒れて、ここに運び込まれたって聞いたんです。皆さんは？」』
PL1「「黒羽が病院に運ばれてきたと連絡が入ってな。何があったのかはこれから訊く
ところで、詳しくは知らないが」」
PL3「「井砂が倒れた、とはどういうことだ？」」
PL6『「そのままです。昼休み、突然ばたんって倒れてしまって……」』
PL4「「……分かった。受付で一緒に聞いてこよう」
と言って、受付に向かおう」
PL1「津木だけ行かせるか。全員でぞろぞろと受付の前まで行くこともないだろう」
PL6『六人で受付前にいたら、少し邪魔な気もするし、それでいいと思う』
KP1「では、受付に来た津木に、女性職員が対応してくれるな。
「何か御用でしょうか？」」
PL4「「すみません。電話で、黒羽がこちらにいると連絡をいただいたのですが……」」
KP1「「津木様でしょうか？ でしたら、少々ロビーでお待ちください。担当の者を
呼ばせていただきますので」」
PL4「「ありがとうございます。それと、こちらの病院に井砂という高校生が運び込まれて
いるかと思うのですが……彼のお見舞いは可能ですか？ 心配してここまで来た
クラスメイトが二人ほどいるのですが」」
KP1「「井砂様、ですか。……少々お待ちください」
そう言って、彼女は直ぐ傍にあった内線電話の受話器を持ち上げ、小声で話し始める」
PL1「<聞き耳>でも振るか？」
PL4「受付の通話内容を聞けと？」
KP1「そんなことをされても特に情報は無いぞ……？
……数分後、彼女は受話器を置いて立ち上がる。
「応接室まで皆様をご案内いたします。井砂様のご友人もご一緒にいらしてください」」
PL4「「……分かりました」
と返事をして、全員手招くか」
PL3「手招かれたなら寄っていくか」
PL4「「受付の方が応接室まで案内してくれるそうだ。全員そちらに行くと良い、と」」
KP1「「俺たちも？」と坂原が首をかしげるな」
PL6『「井砂のことを訊いたら、そう言われたんですか？」』
PL4「「そうなるな。……もしかすると、同じ症状なのかもしれない」」
PL1「「担当とやらの話を聞けば分かることだろう」」
PL4「「それはそうだが……」」
KP1「……全員、受付の案内に従って応接室へ向かうということで良いか？」
PL3「行くぞ」
PL1「行かないという選択肢が無いな」
PL6『うんうん』
KP1「では、探索者たちと坂原は、受付の女性の案内で病院の応接室の一室へと案内
されたな。足の低いテーブルと、そのテーブルをはさむように置かれているソファ
以外には、特に家具の類のない部屋だ。観葉植物はいくつかあって、やや殺風景な
室内だな。
応接室の中には白衣姿の男性がいる。彼は、探索者たちの姿を目に止めると、
軽く一礼するな。
「お忙しいところ、感謝します。どうぞお座りください」」
PL1「座る……が、これで座らなかったらどうなるんだろうな」
PL6『津木に怒られると思う』
PL4「だろうな。ソファに座りながら尋ねよう。
「黒羽がこちらに運び込まれたと聞きましたが……彼に何が？」」
KP1「その問いに、やや答えにくそうにしながら、彼は答える。
「黒羽様、そして井砂様は現在……眠っておられます」」
PL1「「眠っている？」」
PL6『「井砂は突然倒れました。ご飯を食べながら、皆で喋りながら。なのに？」』
KP1「「えぇ。……原因は不明です。しかし、ごく最近、何の前触れもなく眠りにつき
……目覚めなくなる方が、この病院に運び込まれるようになりました。
昨日までは三名だったのですが、今日……お二人を迎えたことで五名、この
症状の発症している方を確認しました」」
PL6『「治す方法は無いんですか？」』
KP1「「大変申し訳ないのですが、対処方法も分からないのです。現在、全力で治療法を
探してはいるのですが……何分、初めて見る症状でして。いえ、ですが、必ず
皆様を起こしてみせますとも」」
PL1「クトゥルフだから多分無理だと思うがな」
PL6『確かに、普通の医学じゃ難しい気はする』
PL4「そう言ってくれるのは嬉しいが、といったところではあるのだがな……」
PL3「「黒羽と井砂の様子を見に行きたいんだが」と訊いても良いか？」
KP1「それなら、男性は渋るだろうな。あまり病室へ一般人を連れて行きたくないようだ」
PL1「<言いくるめ>は振れるか？ <説得>は？」
KP1「-50していいならな」
PL1「振るか」
PL4「津木も<説得>があるからな、振ろう」
天原 言いくるめ 15/71 → 失敗
津木 説得 35/11 → 成功
PL1「……天原は失敗したな」
PL4「津木は成功したぞ」
KP1「それなら、男性は渋々と、津木だけならばと面会を了承する。
ちなみに、これ以上の交渉は受け付けるつもりはないからそのつもりでな」
PL4「つまり、面会の人数を増やすように<説得>は振れないと」
PL1「<追跡>はどうだ？」
PL3「他の職員に見つかって叱られるんじゃないか？」
PL6『それだけならいいけど、通報されない？ ただでさえAPP3なのに』
PL1「……そういえばそうだったな。APPのことがすっかり頭から離れていた」
PL4「いや……天原の場合は顔の火傷でAPP3なのだろう？ そしてここは病院だ。
ならば、患者と間違えられて連行される、という方が有り得そうではないか？」
PL6『あー』
PL3「そのまま今回は探索できなくなるのか？」
PL1「それは心底遠慮したい展開だな……」
KP1「では、男性は津木だけ連れて行くぞ？ 良いな？」
PL1「……仕方がない」
PL4「それでよろしく頼む」
KP1「なら、男性と津木は応接室から出て行くな。応接室に残るメンバーはどうする？
やりたいことがなければ待機で終わるが」
PL1「……携帯で、男から聞いた「目が覚めなくなる症状」とやらについて調べてみたい」
PL6『それと、<眠り病>についても。
それ以外だと、黒羽と井砂以外の、三人の目覚めない人たちの調査ぐらいだろうけど、
彼らが誰か分からないから無理だし』
PL1「<眠り病>については火谷から共有してもらいたいんだが。まだ聞いていないだろう」
PL6『うん。皆で調査をする前に、そういえば……って話しておくことにする』
PL3「これで竜崎たちも<知識>を振るのか？」
KP1「いや……それは無しとしておこう」
PL1「駄目なのか」
KP1「駄目だな。……では、先に調査からしておこうか。<図書館>で振ってくれ」
PL6『全員でやる？』
PL1「異論はないな」
PL3「坂原にも協力してもらうか？」
KP1「あぁ、それは問題ないぞ。振ろうか」
天原 図書館 25/20 → 成功
竜崎 図書館 33/40 → 失敗
火谷 図書館 29/45 → 失敗
坂原 図書館 25/59 → 失敗
PL1「天原だけ成功か」
KP1「普通の成功か……なら、特に目ぼしい情報は見つからなかったな。黒羽や井砂の
陥っている症状に関する情報も、<眠り病>に関する情報もだ」
PL6『クリティカルだったら何か出た？』
KP1「かもしれない、とは言っておこうか」
PL1「普通に調べて成功しただけでは出てこない、か」
KP1「そろそろ津木の側に視点を移そうか。
……男性職員に案内され、津木はある病室の中に足を踏み入れた。その部屋には
六つのベッドが並べられており、一つを除いたすべてのベッドに住人がいる。
一人が高校生ぐらいの少女で、一人が若い男性、一人が中年の男性だな。
そして、あとの二人が黒羽と井砂であることを、津木は視認するだろう」
PL4「傍によって様子を見るぞ。<目星>で何かわかることは？」
KP1「<目星>情報は無いな」
PL4「……<クトゥルフ神話>だったらどうだ？」
KP1「それは…………そうだな。とりあえず振ってみればいいんじゃないか？」
津木 クトゥルフ神話 13/3 → 成功（クリティカル）
KP1「……！？」
PL4「……おい、クリティカルが出たんだが」
KP1「これは……いや、だが……しかし……これは……」
PL6『KPが戸惑ってる』
PL1「だろうな。よりにもよって<クトゥルフ神話>だぞ。前回もなかなか活躍していたが」
PL3「どうなるんだ？」
KP1「そう、だな……津木は、黒羽、井砂、そして他の三名の姿を見て、今までの経験から
か、ふと、彼らの意識がここではないどこかへと離れ、戻れなくなっているのでは
ないかと思うだろう。
そして、彼らが入り込み、出られない場所は『夢』ではないかと思い至る」
PL6『夢？ ドリームランド？』
PL1「そういえば、黒羽と井砂はドリームランドとやらに行ったことがある二人だったな。
そこにいる、ということか……？」
KP1「……とりあえず津木は<アイディア>を振ってくれ」
PL4「あ、あぁ」
津木 アイディア 70/5 → 成功（クリティカル）
PL4「……二連、だと？」
KP1「………………津木は、以前、黒羽と井砂から『変な夢を見た』ということで、
ドリームランドという場所の話を聞いたことを思い出した。そして、先ほどの
<クトゥルフ神話>で確信した、彼らが出ることのできない『夢』とはその場所の
ことであると、はっきりと確信したな」
PL4「……何か、すまないな」
KP1「いや、ダイズ目は仕方がない……支障もないしな。大丈夫だ」
PL3「黒羽も井砂もドリームランドにいるのか」
PL1「しかし、出ることができない、というのは……何か、ドリームランドから出るのを
妨げるものがいるという事か？ あの二人は一度ドリームランドから戻ってきている
んだから、一度行ったら戻れないというわけでもないだろう」
PL6『ドリームランドから戻るには条件が要ることもあるから、それが満たせていないだけ
という可能性もある。突然倒れて眠り込んでいるから、そうだとは楽観できないけど』
PL4「ならば今後の方針は決まりだな。こちら側から、黒羽と井砂が起きようとするのを
妨げていそうなものを探し、できることならどうにかする、といったところだろう」
PL1「手がかりが全くないのがネックだがな……時間経過で何か出るか？」
KP1「どうだろうな。……この後、やりたいことが無いようなら、全員帰宅して一日の行動
が終了、ということになるが、どうだ？」
PL6『まぁ、今できることはそんなになさそうだし。それで良いんじゃないかと』
PL1「そうだな。そうするか」
PL4「分かれる前に、津木が思い至ったことは全て共有しておくぞ」
KP1「了解した。では、私は席を外すから、その間談笑でも相談でもしておいてくれ」
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二日目
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