オリジナル。やっぱり短め。そして結構戦闘多め。
今回のキャスト
KP1:トールギスⅢ
PL1:ウイング PL2:デスサイズ PL3:ナタク PL4:エピオン
PL5:サンドロック PL6:ヘビーアームズ
・
今回のキャラシート
PL5「そういえば、結構NPCも増えてきたよね。坂原君とか、仁戸さんとか」
PL2「なー。津木の担当さんも結構目立ってたけど、名前とか付いたりすんのかな」
PL4「……全く有り得ない話ではないな」
PL6『名前が付いたら最後、神話的恐怖の世界にご招待、になりそうだけど』
PL1「名前が付いていなかったとしても、名もなき犠牲者の枠が残っているがな」
PL5「名前が付いていても付いていなくても危ない、かぁ……逃げ場がないなぁ」
PL3「逃げられないなら倒せばいいだろう」
PL6『いや、一般人が怪物倒すのは普通は無理だから』
PL5「たまに物理効かない相手もいるしね……」
---------------------
KP1「では、セッションを始めようか。
夏もすっかり過ぎ去って、今は十一月の初めとなっている。空気は冷え込み、コート
か何かを羽織らなければ、外出などとてもできないだろうな。
カウンセラーの韮崎にまつわる事件から、二ヶ月半もの時間が流れているが、その
間に変わった事件は起きていない。命に関わる様な危険な事態に陥ることもなく、
あの事件で負った傷は全て完治していることだろう。
そんな頃のこと、探索者たちの家それぞれに一通の封筒が郵送されてくる。差出人は
坂原、中身は彼が参加する演奏会のチケットが一枚と、『良ければ来て、聴いていっ
てくれ』と記されたメッセージカード、それと演奏会の案内が入っているぞ」
PL1「それなら普通に案内に目を通すだろうな」
KP1「では、演奏会は十二月の初めごろの夜間にあることや、場所は地元ではなく首都圏
のホールであること、様々な楽器演奏者が集まって演奏会を行うことが分かるだろう。
移動等の事情もあるから、二日間は休みが必要になりそうだが……演奏会は土曜日に
あるということにしよう。土日を消費すれば学生は行けるし、大人組は今から申請
すれば確実に休みは取れるとしようか。
参加するか?」
PL2「そりゃ当然」
PL3「断る理由もないからな」
PL6『友達からの招待だし、いかないわけがない』
PL5「だよね。全員で連絡を取り合って、探索者皆で纏まって行こうか」
PL4「別々にホールへ行く必要もないだろうからな。それが良いと思うが」
PL1「車……は、誰も<運転>に振ってないから無しだな。移動手段は電車や新幹線か」
PL2「あ、服装とかは?」
KP1「私服で構わないが、まぁ、あまり派手な物は目立つだろうな」
PL5「竹刀……はどうしようか。流石に持って行かないよね」
PL6『演奏会だしね』
PL4「夜間に演奏会がある、ということは、演奏会終了後はどこかに泊まる必要があるな」
PL2「六人皆同じホテルで良いんじゃないか? 一緒に行って一緒に泊まって、一緒に
帰ればいいじゃん」
KP1「……どうやら全員参加らしいな。演奏会当日まで進めようか?」
PL1「そうしてくれ」
KP1「では、演奏会当日だ。日暮れ頃に、探索者たちは会場となる建物の正面入り口……
正面としようか。そこまで来ているぞ。
会場は一階建てながらも高い建物で、暗さのためやや分かりにくいが、外観からは
真新しい印象を受けるだろうな。その会場の周りはちょっとした公園の様になって
いて、見渡せば、整備された広い歩道や、転々と置かれている木製のベンチ、葉を
落とした木々、一定距離ごとに設置され明かりを灯すが街灯が視界に映るだろう。
演奏会開始までもうしばらく時間があるが、会場に入るか、外を散策するか、好き
に行動してくれ」
PL5「会場に入って、坂原君探したいな。折角招待してもらって来たんだし、軽く会って
おきたいよね」
PL6『そういうことなら火谷は井砂と一緒に行く』
PL2「黒羽もそっちだなー」
PL4「招待主に一言伝えておきたくはあるからな、津木もそちらだ」
PL1「それなら天原は少し外を見ておくか。竜崎はどうするんだ?」
PL3「付いていった方が良いというなら天原についていっても構わないが」
PL1「では頼む」
KP1「それでは、外を見て回る天原と竜崎の方からいこうか。
会場の外は、先ほども言ったが、整備された広い遊歩道が広がっている。時間や季節
のこともあり、外は随分と寒く、暗い。通常なら人の影など見えないだろうと思う
かもしれないが、この日に限っては演奏会会場へ向かう人でかなり賑わっているな」
PL1「技能を振るような場所は?」
KP1「無いな」
PL1「……建物の周りをぐるりと回ってみても?」
KP1「そうだな、外をぐるりと回るというなら、建物の裏口の場所ぐらいは確認できる
だろうな。正面から建物に沿って半周したところで、裏口を発見するだろう。他は……
特には無いな。街灯のお陰で暗い中でも外の景色が良く見える、と感じるぐらいか。
やりたいことが無いなら、建物内に入った四人の方の行動に移るが」
PL1「そうしてもらって良いな?」
PL3「特にやりたいことは無いからな。構わん」
KP1「では、建物内に入った黒羽、津木、井砂、火谷の方に移るぞ。
建物に入って直ぐの場所には、広めに作られているロビーがあるな。外と中を隔てる
のは厚めのガラスばかりで、外の様子も見えないことはない。
既に中に入っている人は多く、ロビーも外同様に賑わいを見せているな」
PL5「ロビーにいる人は、演奏会を聴きに来た人ばかり? 演奏者はいないのかな」
KP1「それらしい人物は見当たらない……と思われたが、「井砂! 火谷!」と高校生
二人を呼ぶ声が建物の奥の方から聞こえてくるな」
PL6『声のする方を見る』
PL5「同じく」
KP1「では二人は、視線を向けた先に、スーツを着た坂原の姿を認めるだろう。
彼の手には当然のようにトランペットケースがあるな。
坂原は大きく手を振った後、探索者たちの方へ駆け足で寄ってくるぞ」
PL2「んじゃ、寄ってくるのを待って、「チケットありがとなー」ってお礼言っとくか」
KP1「「いや、皆さんにはお世話になってますから、せめてものお礼っていうか」」
PL5「「けど、六枚も取るのって大変だったんじゃないの?」」
KP1「「実はそうでもないんだよな。今回の演奏会の最年少って俺らしくてさ、その
せいもあってか、皆俺にちょっと甘いんだよ。だから、チケット六枚も余裕」」
PL6『「周りの人の甘さに付け込んだと」』
KP1「「そういう言い方するなよ……いや、事実と言えば事実だけどさ」」
PL4「「何にせよ、招待については礼を言っておくぞ。俺や天原にまで送付してくれる
とはな……招待状を見た時は驚いた」」
KP1「「お二人にもお世話になりましたから」
……と、坂原が答えたところで、別の声が入り込んでくるな。
「あら、坂原君、お友達?」」
PL2「誰だ?」
KP1「声のした方に視線を向ければ、いつの間にか坂原の直ぐ後ろに一人の女性が立って
いるのが見えるだろうな。黒いイブニングドレスを身にまとった、すらっとした美人だ。
彼女は坂原と探索者たちに視線を向けながら、首をかしげる。
「……違うの?」」
PL5「「あ、いえ、友達です。僕は井砂、坂原君のクラスメイトです」」
PL6『「火谷です。同じくクラスメイトです」』
PL2「「えーっと……俺は知り合いか。黒羽っていいます」」
PL4「「津木と申します。失礼ですが、貴方は?」」
KP1「「あぁ、すみません。私は由上、坂原君の先輩です」と由上が答え、
「由上さんはトランぺッターじゃなくて、フルートの奏者なんだけどな。先輩って
いうのは、音楽界の、ってことだ」と坂原が補足するぞ」
PL5「「付き合い長いの?」って坂原君に尋ねようかな」
PL1「「結構長いな。十年前、俺が初めて演奏会に出た時からの付き合いだし。姉みたい
なもんだよ」
「あらあら、嬉しいことを言ってくれるわね。私にとっても弟みたいなものよ」
と、坂原が答え、由上もころころと笑って言うな」
PL2「ていうか、そんな小さい時から坂原君って演奏会に出てんのか……」
PL5「トランペットの才能がある上に、トランペットの演奏が大好きだからね、坂原君。
……流石っていうか」
PL6『トランペットに愛し愛されしてる感じはある』
KP1「と、ここで、坂原が腕時計を見て慌てた表情になるな。
「……あ! そろそろ戻って準備しないと!」」
PL5「「いってらっしゃい。楽しみにしてるよ」」
KP1「「おう、期待してくれて良いぜ」
と言って、坂原は由上と奥の方に戻っていくだろうな。……それを見送っていると、
二人とすれ違うように、一人の男性が四人のところに向かってくるのに気付くだろう」
PL6『誰?』
KP1「仁戸だな」
PL2「……そっかー、仁戸さんかー。……何でここにいるんだよ!?」
PL4「仁戸、とは確か……」
PL5「井砂と黒羽をドリームランドに招いた、重要警戒人物だよ」
KP1「ここで少し確認しておくが、黒羽と井砂はドリームランド……は無いとして、
『夢境』に二度目の来店したということはあるか?」
PL2「んー……行ってないだろうな。どっちも」
PL5「危なそうだからね、色々」
KP1「了解した。では……。
仁戸は四人の直ぐ傍で立ち止まり、少し恨めし気な視線を黒羽と井砂に向ける。
「……もう、お二人とも、どうして喫茶店に来店してくださらないんですか?
ドリームランドに顔も出してくれませんし、折角招待したのに残念すぎます。
寂しいじゃないですか」」
PL2「「え、いや、用事が無かったので……?」」
PL4「「……黒羽、こちらは?」」
KP1「「あ、すみません。私、喫茶店『夢境』の店主をしています仁戸と申します。以後
よろしくお願いしますね」
にこにこと笑って、仁戸は答えるな」
PL5「「えっと、仁戸さんは演奏会を聴きに来られたんですか?」」
KP1「「えぇ、そうですよ。知り合いが出ているので、ちょっと気になって」」
PL2「「知り合いですか?」」
KP1「「知り合いです。とはいえわりと昔のことなので、あちらはこちらのことも忘れて
いる可能性もあるんですけどね。あとはまぁ、知り合いの孫も出ているらしい
ので、そちらも少し気になって。……あ、それでは、私はもうホールに入ろうと
思いますので。……皆様もよい夜を」
と言って、仁戸は探索者たちから離れていくな。……それと入れ替わりで、天原と
竜崎が合流したことにしようか」
PL1「了解した。……特にやることが無いなら、全員ホールに入るか?」
PL2「それでいいんじゃないか?」
KP1「では全員ホール内に向かうと。
ホールの出入り口はいくつかあるが、現在解放されているのは会場入り口の正面に
ある、一番大きな扉のみだな。その傍には人が立っていて、ホールに入る前に
チケットを提示するように求められるぞ。全員見せるか?」
PL4「ここで見せない理由は全くないだろうな。チケットを提示しよう」
PL3「入って構わないな?」
KP1「チケットを提示すれば問題なく入れるな。……チケットには席番号が記載されて
いて、ホール内ではそこに座ることになる。探索者たちの席は固まっていて、だい
たいホールの真ん中あたりの席になるな」
PL6『じゃあ、そこまで行って座る』
KP1「探索者が席に座ってしばらくして、ホールの出入り口が閉められ、演奏会が始まる。
……ピアノ、ヴァイオリン、クラリネットなど、様々な楽器の演奏者が、かわる
がわるステージに立っていく。その演奏はどれも素晴らしく、普段音楽に興味が無い
人間であろうと心が動かされるものばかりだ。
坂原は、11人目の奏者だった。彼は探索者たちの方を向いて一礼した後、
トランペットの演奏を開始する。その力強くも繊細な音色は、聴衆たちの心を一気に
鷲掴みにすることだろう。彼より先に演奏した十名の奏者の誰よりも、彼の演奏は
聴衆の心に刻み込まれたはずだ。
そして、十二人目。坂原と入れ替わりでステージに登場したのは、フルートを手に
している由上だ。彼女は観客席をぐると見渡したのち、優雅に一礼してフルートに
口を当て息を吹き込む。……次の瞬間、聴衆は彼女の演奏に引き込まれるだろう。
優美なその音色は、聴く者の心にじわじわと染み込み……まるで、魂を掴まれるよう
な心地を聴衆に与えるだろう。
……さて、全員POW×5で判定してもらおうか」
PL1「……ほう?」
天原 POW×5 55/41 → 成功
黒羽 POW×5 65/25 → 成功
竜崎 POW×5 35/58 → 失敗
津木 POW×5 35/9 → 成功
井砂 POW×5 75/55 → 成功
火谷 POW×5 40/65 → 失敗
KP1「竜崎と火谷が失敗か。なら、MPから-1しておいてくれ」
竜崎 MP 7 → 6
火谷 MP 8 → 7
PL6『どうしよう、MP減少とか嫌な予感しかしない』
PL3「削れ切ったら動けなくなるんだったか?」
PL4「そうだな。気絶状態になる」
KP1「続いて全員<アイディア>を頼む」
天原 アイディア 55/100 → 失敗(ファンブル)
黒羽 アイディア 75/24 → 成功
竜崎 アイディア 80/23 → 成功
津木 アイディア 70/20 → 成功
井砂 アイディア 70/85 → 失敗
火谷 アイディア 75/1 → 成功(クリティカル)
PL1「100が出るとは思わなかったな」
PL6『そして1が出るとは思わなかった』
PL5「極端な出目だね……」
KP1「……<アイディア>に成功した黒羽、竜崎、津木、火谷の四人は、由上のフルートの
音色に、美しくもおぞましい何かを感じる。sanチェックだ。普通に成功した三人は
1/1d3。クリティカルを出した火谷は他の三名より、強くその音色のおぞましさを
感じ取ったということで、2/1d3+1だ」
黒羽 sanチェック 87/88 → 失敗
1d3 → 3
san値 87 → 84
竜崎 sanチェック 60/47 → 成功
san値 60 → 59
津木 sanチェック 40/89 → 失敗
1d3 → 1
san値 40 → 39
火谷 sanチェック 47/95 → 失敗
1d3+1 → 3
san値 47 → 44
PL2「一足りない……っ」
PL3「成功でも減るのか」
PL4「……早速30台か」
PL6『まぁまだ40台だから』
PL5「これは失敗するのが正解だったみたいだね。ファンブルだった天原はどうなるの?」
KP1「このあと少し補正をつける。
……さて」
KP1 ?? → ??
KP1「……ふむ。では、探索者たちはふと、由上の回りの空間が奇妙に歪んでいることに
気付くだろう。その歪みに気付いているのかいないのか、彼女はフルートの演奏を
続けている。その音に合わせるかのように歪みは徐々に広がり……不意に、そこ
から一つの影が飛び出してくる。それは、目のないヒキガエルに似たあいまいな形の
鼻面の先にピンク色の触手がかたまって生えている、怪物だった」
PL6『ムーン=ビースト』
KP1「その通り。出現したこの神話生物を目撃したことにより、0/1d8のsanチェックが入るぞ」
PL4「立て続けるな……」
天原 sanチェック 58/40 → 成功
黒羽 sanチェック 84/62 → 成功
竜崎 sanチェック 59/83 → 失敗
津木 sanチェック 39/78 → 失敗
井砂 sanチェック 98/81 → 成功
火谷 sanチェック 44/2 → 成功
PL4「……まぁ成功するとは思っていなかったが」
PL3「1d8だったか」
PL1「その前に一つ確認するが、不定入りは一定時間内にsan値の五分の一が削れたら、
だったか?」
PL5「そうだね。だから、津木はsan値が32になったら不定入り」
PL2「今が39だから……6以下出さなきゃダメってことか」
PL6『というか5以上出たら一時的発狂だし』
PL4「その前に<アイディア>があるだろう……」
KP1「とりあえず、竜崎と津木のsan減少値を出してくれ」
PL3「分かった」
竜崎 1d8 → 5
san値 59 → 54
津木 1d8 → 3
san値 39 → 36
PL5「あ」
PL1「……竜崎は<アイディア>だな」
竜崎 アイディア 80/86 → 失敗
PL2「おかしい、お前おかしいだろ!」
PL3「発狂しないんだからいいだろう」
PL6『この前もこんな感じだったよね』
PL4「あれは最後の最後にだったな……」
KP1「何はともあれ、全員発狂無しで良かったな。……しかし、突然の怪物の登場に、
会場は騒然とし、パニックに陥る。聴衆の誰もが我先にとホールの出入り口へ殺到する
ことだろうし……探索者たちもその波に押し流され、気が付けば別れ別れになっている
だろうな。
……さて、全員1d100を振ってもらおうか」
天原 1d100 → 71
黒羽 1d100 → 33
竜崎 1d100 → 72
津木 1d100 → 34
井砂 1d100 → 89
火谷 1d100 → 54
KP1「ふむ」
KP1 ?? → ??, ??
KP1「では、井砂と竜崎はロビーまで、天原と火谷は廊下、津木と黒羽は裏口のあたり
まで押し流されるな」
PL4「一応、一人きりにはならない……か」
KP1「ではまず、ロビーまで流された井砂と竜崎だな。
ロビーの様子を描写する。ホールから流れ出て来た聴衆は、誰もが会場から外に
出ようと、ガラスでできた自動ドアに殺到している。中で何が起こったのか知らない
警備員たちは、その狂騒に驚き戸惑った様子を見せているだろう。
……ここで、二人はどうにか自由に動けるようになる」
PL5「とりあえず人波から離れたいな。そのままいたら、また押し流されそうだし」
PL3「壁際に寄るか」
KP1「では、二人はホール側の壁際に寄ることに成功した」
PL5「次は連絡だね。井砂は火谷に携帯で電話するよ。竜崎は、火谷から様子を聞いた
後に、そこにいない……この場合は黒羽と津木だけど、そのどっちかに電話する、
っていうことでお願い」
PL3「井砂が火谷に電話をかけている間、周りの様子でも伺っておく」
KP1「そうか。だがその前に、二人は外から鳥の鳴き声と、いくつもの悲鳴を耳にするぞ。
その悲鳴が聞こえてきたのと同じ頃合いに、入り口付近の混雑が激しくなる。……
どうやら、外側から会場内側に戻ろうとする集団ができたようで、それが外に出よう
としている集団とぶつかっているようだな」
PL5「……なら、外を見るだろうね。入口周りの壁はガラス製って話だったし、室内から
でも外の様子は見えるはず」
PL3「周りの様子を伺うつもりだったからな、竜崎もそちらを確認するだろう」
KP1「残念ながら、外が暗く、中が明るいこともあって、二人のいる場所からは外の様子は
確認しにくいだろうな。ガラス壁と二人の間に非常にたくさんの人々がいて、彼らが
壁になって見にくいというのもあるが。
ガラス壁の方に寄らないと、外の様子は見えないだろう」
PL3「寄るか」
PL5「そうだね……何があったのかは見ておきたいしね」
KP1「二人はガラス壁の方に向かったと。
……では、二人は、会場の外のあちこちに人間が倒れているのを目撃することになる
だろうな。遠くにいるものの様子ははっきりとは分からないが、比較的建物の傍に
倒れているものについては、建物内部からの光によって十分に様子を確認できる。
……彼らは一様に、腕や足、頭部など、体のどこかしらを失い、血を流し続けていた」
PL5「……何人ぐらい倒れてるの?」
KP1「見える範囲だと、20人前後ぐらいだな」
PL3「死んでいるのか?」
KP1「頭部を失ったものに関しては、そう言ってしまっても間違いにはならないだろうな。
ただ、腕を失ったものや足を失ったものに関しては、数名身じろぐものもいる」
PL3「外に出て怪我人を助けに行くことは可能か?」
KP1「外に出ることは可能だ。ただし、混雑している入り口付近を通ろうとするなら、
STR×5で成功しないといけないな。それと……その前に、外の様子を見たなら多少
なりとも衝撃を受けるだろう。0/1でsanチェックだ」
竜崎 sanチェック 54/31 → 成功
井砂 sanチェック 98/14 → 成功
PL5「成功だね」
KP1「次に、<目星>を-20で振ってくれるか?」
竜崎 目星 29/15 → 成功
井砂 目星 35/34 → 成功
PL5「ギリギリだけど成功だよ」
KP1「そうか。なら、二人は会場の外に大きな鳥の姿を見るだろう。馬に似た頭部を持ち、
羽毛の代わりにウロコを生やしているそれは、像よりも巨大なその体を震わせながら
天高く鳴き声を響かせた。
……さて、神話生物『シャンタク鳥』を見たことによってsanチェックだ。0/1d6だな」
PL5「sanチェック多いね……!?」
竜崎 sanチェック 54/6 → 成功
井砂 sanチェック 98/34 → 成功
PL3「成功だな。減少は無しか」
KP1「……二人が怪鳥を目撃したのと同時に、今度は建物内から悲鳴が上がる。そちらに
視線を向ければ、二人からやや離れた場所に、槍を持ったヒキガエルに似たあの怪物
いるのを視認できるだろうな」
PL5「……建物外のシャンタク鳥、建物内のムーン=ビーストか」
PL3「飛んでいる相手より、飛んでいない相手の方が倒しやすそうか」
PL5「それはまぁ、そうだと思うけど。……ねぇ、KP、ロビーで戦闘する場合、身動き
とかどんな感じかな。そもそもムーン=ビーストの所まで行ける?」
KP1「そうだな。ムーン=ビーストの登場により、ロビーの様子はさらに混迷を極めたと
思って良い。まず、STR×5に成功することで人混みを掻き分け、1ターン消費で
ムーン=ビーストの目の前まで行けることとしようか。失敗すれば行けず、二人の
どちらかが到着するまで、ムーン=ビーストの手番で1d3の人数が犠牲になる。
怪物の真正面まで行ければ、後は二人は自由に動けることにして良いが」
PL5「何か武器になりそうなものは見つかる?」
KP1「1ラウンド消費して<幸運>でダイズを振り、成功したら何か見つかるかもしれないな」
PL5「ここで逃げたら?」
KP1「1d100+20でこの場での犠牲者の数を決める」
PL5「そっか……じゃあ、ムーン=ビーストと戦闘、どうする?」
PL3「放っておくわけにもいかないだろう。正義でもないしな。竜崎は行くつもりだが」
PL5「だよね。やっぱり、井砂も行かないわけにはいかないかな……一体ならまだ何とか」
KP1「二人はムーン=ビーストと戦闘を行うと。なら、その前に、天原と火谷の行動に
移ろうか」
PL1「廊下、だったか」
KP1「そうだな。この会場はホールを挟んでロビーの反対側にスタッフルームや控室、
裏口があるんだが、そのエリアとロビーをつないでいる廊下だな。ホールを挟む
ように二本伸びていて、入口から見て左側の廊下に二人はいる」
PL6『周りに人は?』
KP1「二人が自由に動けるようになる頃合いには、四、五人の姿が見えるのみになって
いるだろうな。その誰もが、どうしたら良いか分からず、右往左往としている」
PL1「……とりあえず連絡だろうな。井砂は連絡を取り損ねていたが、こちらは何も
なさそうだし、黒羽にでも電話するか」
KP1「そうか。だが残念だが、それは後回しだな」
PL1「……何?」
KP1「何故なら、ロビーの方から一体のムーン=ビーストが、ぺたり、ぺたりと足音を
鳴らしながら探索者たちの方へ近づいてきているからだ。……その怪物の後ろ
では、もう一体の同じ怪物が、こちらはロビーに向かって進んでいっているのが
見えるだろうな」
PL6『逃げよう』
PL1「あぁ、まったくだな。どちらも戦闘役でも、回復役でもないからな。その上、
<投擲>は初期値だから粉の使用も難しい」
PL6『火谷の<回避>を考えると本当に無理』
PL5「あはは……戦闘でロストもあり得ない話じゃないし、やらない方が良いとは思うよ」
PL1「怪物はロビー側から来ているんだったな。なら、裏口側に走るぞ」
KP1「DEX対抗と行こうか。成功すれば逃げ切れるが、失敗すれば途中で追いつかれるぞ。
対抗は……DEXの低い天原が行うか。本来なら35以下で成功となるが、距離もあるし、
+20で振って良いぞ」
PL6『相手のDEXは10だって』
PL1「……失敗しても恨むなよ」
天原 DEX対抗 55/15 → 成功
KP1「なら、天原と火谷は無事裏口の方まで逃げることができた。
……さて、では、黒羽と津木の行動に移るか。二人は裏口付近にいるな。今、裏口
は解放されており、そこから人が途絶えることなく出て行っている状態だ。二人は
その傍らで、どうにか動ける状態になっている」
PL2「えーっと……こっちにも何か来たりすんの?」
PL4「できれば来ないでほしいところだが……」
KP1「そちらには仁戸がいるな。怪物の姿は今のところは無い」
PL2「え? ……って、あー、そっか、仁戸さんもホール内にいたんだろうし、いても
不思議じゃないか」
PL4「同じように人に流されてきたのだろうな」
PL2「えっと、とりあえず、「大丈夫ですか?」って仁戸さんに近寄って声かけようか」
KP1「「……えぇ、大丈夫ですよ。いやぁ、吃驚しました。想像外ですよ」」
PL2「「あんな事態を想像できてる人がいたら、それはそれで何とも言えませんけど……」」
KP1「「いやいや、世の中にはいろんな方がいますから。あの事態を想像できる人も
きっといると思いますよ。私には無理でしたけど」」
PL4「……二人が話しているのを聞きながら、天原にでも連絡を取りたい……が、今は
逃亡中だろうから出れないか」
KP1「電話に出はしないだろうな」
PL2「あ、でも、二人ともこっち来てるんだよな。待ってたら合流できるんじゃないか?」
PL6『ムーン=ビーストとも合流することになりそうだけど』
PL4「……<投擲>と粉でどうにかしたいところだが。とりあえず電話をかけるだけかけて
おくぞ。十コール鳴っても出ないところで切るとしようか」
KP1「さて、ここで仁戸が「ところで、すみませんが、しばらく一緒に行動させて
もらっても良いですか?」と尋ねてくるな」
PL2「「それは大丈夫ですけど。……な?」」
PL4「「離れ離れで行動するよりは、共に動いていた方が危険も少ないと思うが」」
KP1「「そうですか……良かった。流石に一人でこの中を歩き回る気にはなれませんし」
と、仁戸は心底嬉しそうに言うだろうな。
……と、ここで、黒羽と津木は天原と火谷と……追ってきているムーン=ビーストと
合流だな。ちなみにだが、ムーン=ビーストの持っている槍には血らしき赤が
べっとりとついているな」
PL1「通路にいた一般市民は全滅か……?」
PL6『そんな感じっぽい』
KP1「さて、こちらはどうする? また逃げるのも手だが、そうすると、裏口に殺到
している者から犠牲者が出るのは間違いないな。入口よりは少ないだろうから、
1d10+10ぐらいか」
PL2「え、いや、これもう食い止めるしかないような」
PL4「四人いればどうにかなる……のか?」
PL1「戦闘役が二人ともロビーにいるのが痛いな。どちらかがいたら戦闘一択で通った
気もするんだが」
PL6『メインヒーラーはいるからまだなんとか』
PL4「…………いや待て、粉を使ったらsanチェックが入るのではなかったか? 戦闘に
なれば何度か使うことになると思うんだが、津木が不定に入りそうな気がする
のは気のせいじゃないだろう……?」
PL6『不定になっても大丈夫だった例ならここにいるけど、この場合は確かにまずい』
PL1「ダメージ源が無くなりかねないわけだからな。……そういえば、仁戸の技能は
どうなっているんだ?」
PL2「仁戸さん使うつもりか」
KP1「残念だが、仁戸は戦闘には参加しないぞ。すっと後ろに下がる」
PL1「駄目か。……どうにかするならこの四人でやるしかないようだな」
PL6『もうこれ逃げた方良い気もする』
PL2「いやでも、逃げたら大惨事っぽいぞ?」
PL5「……多分なんだけどね、逃げて大惨事になったら、その光景見てsanチェックとか
ありそうだと思うんだよね。程度は分からないけど」
PL4「それは……ありそうだな」
PL3「戦って勝てばそれで万事解決だろう」
PL1「確かに勝てれば良いんだろうがな……仕方ない、やるか」
KP1「戦闘突入、と言うことで良いんだな? では、先にロビー側の戦闘を行おうか。
行動順は井砂→ムーン=ビースト→竜崎だな」
PL5「1ラウンド目は<幸運>を使うよ。何か武器になるもの……竹刀っぽいのが良いな」
井砂 幸運 75/62 → 成功
KP1「成功か。では、少し長めの杖が床に転がっているのを発見するな。<剣道>の要領で
振り回したいなら、技能使用時に-10で振ってくれ。ダメージはいつも通りの1d6だ」
PL5「60%か……微妙な値だな」
KP1「続いてムーン=ビーストの行動だが……ここで1d3だな。被害者の数を決める」
犠牲者 1d3 → 1
KP1「ムーン=ビーストが振り回した槍が一人の男性を串刺しにしたな」
PL3「次は竜崎の手番だな。人を掻き分けて怪物のもとへ向かう」
KP1「ではSTR×5で振ってくれ」
竜崎 STR×5 40/74 → 失敗
PL3「駄目か」
KP1「では2ラウンド目だな」
PL5「……ムーン=ビーストの所に向かうのに、竜崎と力を合わせるのはありかな?」
KP1「構わないぞ。その場合、竜崎の手番で、二人のSTR合計×5で成功したら人を
掻き分けるのに成功したことにしよう。
では、ムーン=ビーストの番か。1d3だな」
犠牲者 1d3 → 1
KP1「一人の女性の腹を薙ぎ払った。では、竜崎の手番だ」
PL3「二人のSTR合計×5で良かったな?」
PL5「うん、よろしく」
竜崎(+井砂) STR×5 95/47 → 成功
PL3「成功だ」
KP1「では、竜崎と井砂はどうにかムーン=ビーストの目の前まで出てくることができた。
このラウンドから探索者二人はムーン=ビーストに対して戦闘行為を行えるぞ」
PL5「じゃあ、井砂の番だから……ムーン=ビーストに杖で<剣道>」
井砂 剣道 60/95 → 失敗
PL5「ファ、ファンブルじゃないからセーフだよね!?」
PL3「セーフだな」
KP1「ムーン=ビーストの番だ。急に目の前に出てきた竜崎と井砂を標的にするぞ。
今回の攻撃対象は……」
1d2 → 2(井砂)
KP1「攻撃を仕掛けてきた井砂だな。<槍>で攻撃だ」
ムーン=ビースト 槍 ??/?? → 失敗
KP1「失敗だったな。槍は井砂の頬をかすめるだけで終わった」
PL3「ではこちらの手番だな。<キック>と<マーシャルアーツ>だ」
竜崎 キック 92/36 → 成功
マーシャルアーツ 85/47 → 成功
ダメージ 1d6×2 + 1d4 → 3×2 + 1 → 7
KP1「ムーン=ビーストの<回避>だな」
ムーン=ビースト 回避 ??/?? → 失敗
HP ?? → ??
KP1「失敗だな、ダメージは全て通る。……少しふらついたようだが、まだまだ元気だ」
PL5「井砂の番だね、<剣道>で攻撃!」
井砂 剣道 60/11 → 成功
ダメージ 1d6 + 1d4 → 2 + 3 → 5
KP1「<回避>……は、止めておこうか。ダメージは受ける」
ムーン=ビースト HP ?? → ??
KP1「かなりよろめいたな。続いて神話生物の反撃だが」
1d2 → 1(竜崎)
槍 ??/?? → 成功
ダメージ ?? → 12
KP1「成功だな。ダメージは12。竜崎に向かって槍が迫るぞ」
PL3「<回避>だ」
竜崎 90/91 → 失敗
HP 14 → 2(自動気絶)
KP1「……」
PL2「ど……………………どこかで、見たような光景だな?」
PL5「そ、そうだね……?」
PL6『またかと言わざるを得ない』
KP1「あの時も……一足りなかったな」
PL1「二度目か、二度目なのかこの展開が?」
PL4「嘘だろう……!?」
PL3「HPはマイナスまでいっていないから、この前とは違うだろう」
PL2「似たようなもんだろ!?」
PL5「……と、とにかく、周ってくる井砂の手番で仕留めれればいいわけだし」
KP1「仕留められればな。……ムーン=ビーストの槍は、竜崎の腹に深く突き刺さった。
あまりの激痛に、竜崎は気を失うことだろう。
というわけで、竜崎の手番は飛ばして井砂の手番だ」
PL5「<剣道>でムーン=ビーストを攻撃だよ!」
井砂 剣道 60/27 → 成功
ダメージ 1d6 + 1d4 → 1 + 4 → 5
KP1「<回避>だな」
ムーン=ビースト 回避 ??/?? → 失敗
HP ?? → ??
KP1「失敗だな。ダメージは全て通り、ムーン=ビーストは倒れた」
PL5「良かった……えぇと、竜崎の傍に駆け寄るよ。で、<応急手当>を振らない程度の
応急処置をしたい」
KP1「しなくていいのか?」
PL5「うん。黒羽を呼んで、任せる方が良いと思うし。応急処置を終えたら黒羽に連絡
を入れるよ。……周りの様子は?」
KP1「ロビーに残っているのは二、三人で、それ以外は竜崎と井砂がムーン=ビーストと
戦闘をしている間にロビーから逃げることに成功したようだな。あるものは外に、
あるものはホールに、あるものは廊下に……と、散らばって行った」
PL5「犠牲者が少なくて何よりだよ……外に行ってる人がいるのは非常に気になるところ
だけれど」
KP1「……井砂の<幸運>を振ってみないか?」
PL5「え? うん」
井砂 幸運 75/30 → 成功
PL5「成功したけれど」
KP1「では、ロビーに残っていた初老の男性が竜崎と井砂の方へ近寄ってくる。
「……怪物と戦ってくれてありがとう。そして、すまなかったね。……私は医者だ、
応急手当ぐらいならできるが、やらせてくれるかな?」」
PL5「「……お願いします!」」
初老の男性 応急手当 90/55 → 成功
1d3 → 2
竜崎 HP 2 → 4
KP1「初老の男性は手際よく手当を済ませていく。彼の行動が終わるころに、竜崎は目を
覚ましたな。……それを見て、彼は離れていくぞ」
PL5「「ありがとうございました……!」って、離れる男性に向かって言うよ」
KP1「彼は一度立ち止まって礼をした後、廊下の方へと向かって行ったな」
PL3「これで竜崎は動けるのか」
KP1「だいぶフラフラしていると思うがな」
PL5「井砂は……うん、さっき黒羽に電話しようと思ったわけだし、黒羽に電話するよ」
KP1「ではその前に、裏口側で起こっている戦闘を処理しようか。こちらは人を掻き分け
ていく必要もないからな、初めのラウンドから普通の戦闘だ。
行動順は火谷→津木・ムーン=ビースト→黒羽→天原だな」
PL6『とりあえず下がっておく。攻撃が来たら避けれないし、攻撃も不得手だし。下がる
前に、自分の持っている<ヘルメス・トリスメギストスの毒塵>二個は次に渡しておく』
PL4「受け取ろう」
KP1「続いて、津木かムーン=ビーストかの行動だな。1d100で決めるぞ。高い方が先だ」
津木 1d100 → 97
ムーン=ビースト 1d100 → 18
PL4「これほどまでに出目が高いことが嬉しいこともそうないぞ……ムーン=ビーストに
粉を<投擲>するぞ」
津木 投擲 80/30 → 成功
ダメージ 2d6 → 8
KP1「<回避>だな」
ムーン=ビースト 回避 ??/?? → 失敗
HP ?? → ??
KP1「では、粉の<投擲>に成功したことにより、この光景を見た人物は全員0/1d3の
sanチェックだ」
天原 sanチェック 58/5 → 成功
黒羽 sanチェック 84/46 → 成功
津木 sanチェック 36/25 → 成功
火谷 sanチェック 44/20 → 成功
PL4「最初はどうにかなったか……」
KP1「続いてムーン=ビーストの攻撃だ。火谷は下がったから、攻撃対象は残り三人の
探索者から決めるとしようか」
1d3 → 3(津木)
KP1「津木に<槍>で攻撃だな」
ムーン=ビースト 槍 ??/?? → 失敗
KP1「失敗だな。槍は明後日の方向に突き出された様だ」
PL2「んで、黒羽の番か。<投擲>……は初期値だから止めとこっか。<こぶし>で攻撃!」
黒羽 こぶし 50/19 → 成功
ダメージ 1d3 → 2
ムーン=ビースト HP ?? → ??
KP1「<回避>は既に使用したから、今回は振れない。ダメージはそのまま全て受けよう」
PL1「天原は……黒羽と同じか。粉を使ったら失敗でも成功でもsanチェックが入る
だろうからな、津木の不定の狂気入りは少しでも先に延ばしたい」
天原 こぶし 50/91 → 失敗
PL1「失敗だな。これで1ラウンド終了か」
KP1「そうなるな。火谷は下がったままか?」
PL6『下がったまま。待機してる』
KP1「なら、津木かムーン=ビーストの行動になるな。1d100を振るぞ」
津木 1d100 → 20
ムーン=ビースト 1d100 → 89
PL4「……今回は後攻か」
KP1「ムーン=ビーストの攻撃対象を決めるぞ。攻撃方法は<槍>だな」
1d3 → 1(天原)
ムーン=ビースト 槍 ??/?? → 成功(クリティカル)
KP1「…………すまない。殺意はないはずなんだが」
PL1「おい、何をやった」
KP1「攻撃成功、対象は天原。……クリティカルだったから<回避>不可だ」
PL1「殺意ないとか嘘だろうお前」
KP1「ダメージ入れるぞ」
ダメージ ?? → 9
天原 HP 11 → 2(自動気絶)
KP1「9ダメージ入ったから、残りHPは2か。天原は自動気絶だ」
PL1「…………竜崎でもないのに戦闘ロストは流石に遠慮するぞ」
KP1「腹を一刺し……は竜崎と被るな。怪物が適当に振り回した槍の先で、袈裟斬りに
されたことにしようか」
PL4「……津木の手番だな、粉を<投擲>するぞ」
津木 投擲 80/34 → 成功
ダメージ 2d6 → 9
KP1「<回避>だな。まぁ、失敗するだろうが……」
ムーン=ビースト 回避 ??/?? → 失敗
HP ?? → ??
KP1「失敗したな。ダメージは全て通り、ムーン=ビーストは倒れた……が、粉の使用に
よりsanチェック発生だ。天原は気絶しているから無しだがな」
黒羽 sanチェック 84/82 → 成功
津木 sanチェック 36/82 → 失敗
1d3 → 2
san値 36 → 34
火谷 sanチェック 44/6 → 成功
PL4「……まぁ、想定よりマシと言ったところか」
PL2「戦闘終わったし、黒羽は天原の所に駆け寄って<応急手当>やるぞ」
黒羽 応急手当 90/80 → 成功
1d3 → 1
天原 HP 2 → 3
PL2「あー……ごめん、最小値だ」
PL1「気にするな。回復できるだけありがたい」
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